日本維新の会は、入管施設で亡くなったスリランカ人女性をめぐる一連の発言で遺族らから抗議を受けていた梅村みずほ参院議員の処分を発表しました。
梅村議員は参議院の本会議で入管施設で亡くなったウィシュマ・サンダマリさんをめぐって「支援者の一言がウィシュマさんに『病気になれば仮釈放してもらえる』と淡い期待を抱かせたおそれも否定できない」などと主張。
おとといの参議院・法務委員会でも「ウィシュマさんはハンガーストライキによって亡くなったかもしれない」などと発言し、遺族や支援者が発言の撤回と謝罪を求めていました。
きょう行われた委員会でも梅村議員が同様の発言を繰り返したことを受け、日本維新の会は梅村議員を法務委員会の委員から外すとの処分を発表しました。
一方、梅村議員は取材に対し、「信念に基づいて発言している」とし、遺族や支援者が求めていた発言の撤回や謝罪に応じない考えを示しました。