公明党は8日、同党の熊野正士参院議員(57)=比例代表=が知人女性に無料通信アプリ「LINE(ライン)」で性的なメッセージを送ったなどと週刊文春や週刊新潮が報じたことについて追加コメントを発表した。山口那津男代表と北側一雄副代表がセクハラの事実を隠したまま7月の参院選に臨んだとする記載について「全くの事実無根」だとし、「断固抗議する。今後、出版社に対して法的措置をとる」とした。
【失言で失脚した閣僚】 コメント文によると山口氏らは熊野氏が深夜に知人女性に電話をしたことは把握していたが、通話内容の詳細などまでは知らなかったという。知人女性は公益社団法人の役員で熊野氏は同法人の顧問。2人は仕事上の連絡も取り合う間柄だったとした。 熊野氏は入院中で「報道された内容について本人に確認が取れない」としつつ、「そのような事実があれば、党として速やかに議員辞職を求める」とも改めて記した。【畠山嵩】
コメント文によると山口氏らは熊野氏が深夜に知人女性に電話をしたことは把握していたが、通話内容の詳細などまでは知らなかったという。知人女性は公益社団法人の役員で熊野氏は同法人の顧問。2人は仕事上の連絡も取り合う間柄だったとした。
熊野氏は入院中で「報道された内容について本人に確認が取れない」としつつ、「そのような事実があれば、党として速やかに議員辞職を求める」とも改めて記した。【畠山嵩】