大手製薬会社の社員がメタノールを飲ませて妻を殺害したとされる事件で、メタノールの容器が自宅から見つかっていないことがわかった。
「第一三共」の研究員・吉田佳右容疑者(40)は、東京都内の自宅で、妻の容子さんに有毒のメタノールを飲ませ殺害した疑いで逮捕され、現在は黙秘しているという。
自宅からは、メタノールの容器や液体などは見つかっていないということで、警視庁は、勤務先から持ち出したメタノールを犯行後に処分したとみて調べている。
また、口論する動画が容子さんの携帯電話に残っていたことなどから、夫婦間でトラブルがあったとみて捜査している。