海上自衛隊の新たな潜水艦の命名・進水式が12日、神戸市兵庫区の三菱重工業神戸造船所であった。「じんげい」(迅鯨)と名付けた。艦内の整備や試験を経て2024年3月に引き渡される予定だ。
【海自の新潜水艦「じんげい」進水】 全長84メートル、幅9・1メートル、基準排水量は約3000トン。建造費約700億円で乗員は70人程度。海自に装備される潜水艦のうち、たいげい型の3隻目となる。波を立てながら素早く泳ぐ鯨を意味するじんげいは、旧海軍で1881(明治14)年と1923(大正12)年に命名された実績がある。 式には浜田靖一防衛相ら防衛省や三菱重工の関係者ら約120人が参加し、支綱を切断。ドックに注水され、じんげいが初めて海水に浸される様子を見守った。【村田愛】
全長84メートル、幅9・1メートル、基準排水量は約3000トン。建造費約700億円で乗員は70人程度。海自に装備される潜水艦のうち、たいげい型の3隻目となる。波を立てながら素早く泳ぐ鯨を意味するじんげいは、旧海軍で1881(明治14)年と1923(大正12)年に命名された実績がある。
式には浜田靖一防衛相ら防衛省や三菱重工の関係者ら約120人が参加し、支綱を切断。ドックに注水され、じんげいが初めて海水に浸される様子を見守った。【村田愛】