フランスの料理界で最も栄誉ある称号に、初めて日本人シェフが選出された。
関谷健一朗さん「最優秀職人章の一員に選んでくださり、ありがとうございます」
パリで20日、フランス料理のシェフ・関谷健一朗さんに、料理部門では日本人で初となるフランス国家最優秀職人章が授与された。
受章するには、フランス文化も理解している必要があり、今回選ばれたのは、500人以上のうち、たった8人だった。
関谷健一朗さん「日頃やっていることを、1つ1つ積み重ねてやったという感じ。このトリコロールの襟のベストを着るときに、やはり重みを毎日感じて、実感が湧いてくるのだと思う」
関谷さんは、東京のミシュラン三つ星レストラン「ガストロノミー“ジョエル・ロブション”」で総料理長を務めていて、作る料理は、国内外の多くの人を魅了してきた。
関谷さんは、今後、後進の教育にも力を入れていきたいという。