世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体が2022年参院選や21年衆院選の際、教団の掲げる政策に賛同することを明記した「推薦確認書」への署名を自民党議員に求めていたとする一部報道について、日本維新の会の吉村洋文共同代表は20日、記者団に「政治家にとって悪魔の契約みたいなものだ」と指摘した。
旧統一教会関連団体、自民議員に推薦確認書か 吉村氏は「政策を実現するために議員の応援に入る。応援に入ったから政策が実現する。権力の結びつきを感じる」と教団側と自民党との関係性を強調。推薦確認書そのものは「民主的な手続きなので否定されるものではない」とした上で、「選挙での応援は政治家の命綱だ。選挙に通してもらったら、恩を返すのが当たり前となる」と述べ、癒着につながる恐れを指摘した。 一方、維新の議員と旧統一教会側に関しては「そういったものはないと聞いている。組織としてやるべきではないというスタンスだ」と説明した。【澤俊太郎】
吉村氏は「政策を実現するために議員の応援に入る。応援に入ったから政策が実現する。権力の結びつきを感じる」と教団側と自民党との関係性を強調。推薦確認書そのものは「民主的な手続きなので否定されるものではない」とした上で、「選挙での応援は政治家の命綱だ。選挙に通してもらったら、恩を返すのが当たり前となる」と述べ、癒着につながる恐れを指摘した。
一方、維新の議員と旧統一教会側に関しては「そういったものはないと聞いている。組織としてやるべきではないというスタンスだ」と説明した。【澤俊太郎】