総務省はきのう時点で、マイナンバーカードの普及率が50%を超えたと発表しました。
総務省によりますと、マイナンバーカードはきのうまでに6305万枚あまりが交付され、率にしておよそ50.1%と、半数を突破したということです。2016年1月から交付が始まったマイナンバーカードは、およそ6年半で過半数の国民に普及したことになります。
政府は今年度中に、ほぼ全ての国民にカードを普及させたい考えで、カードの取得などで最大2万円分のポイントが還元される「マイナポイント第2弾」を実施しています。
また、現在の紙などの健康保険証を2024年秋にも原則廃止し、マイナンバーカードとの一体化を発表するなど普及を急いでいます。
寺田総務大臣は「年内に申請件数が8000万件を超えるよう、自治体マイナポイント事業の全国展開をはじめ、マイナンバーカード取得の加速化に引き続き全力で取り組んでいく」とコメントしています。