IOC=国際オリンピック委員会は13日、2030年と2034年の冬季大会の開催地を同時に決定する方針を明らかにした。
札幌市が30年の大会招致を断念したばかりだが、34年大会の招致も厳しい状況となった。
IOCのバッハ会長は13日、インド・ムンバイで開いた理事会後の会見で、2030年と34年大会の開催地を来年の総会で同時に決める方針を示した。
理由として、気候変動の影響で冬季大会を開催できる都市が減っていることを挙げている。
IOCは11月末の理事会で候補地を絞り込むことにしている。
札幌市は30年の大会招致を断念したばかりだが、これにより、34年大会の招致も厳しい状況となった。