上野動物園(東京都台東区)のジャイアントパンダ・シャンシャン(雌、5歳)が21日に所有権を持つ中国に返還されるのに合わせ、これまでの成長を振り返る写真展が同区の松坂屋上野店で開かれている。百貨店の外壁には縦約18メートル、横約4メートルのシャンシャンのモザイクアートも掲げられており、訪れた人が写真を撮りながら別れを惜しんでいる。28日まで。
さよならシャンシャン 園長が語る5年8カ月 写真展には、連日動物園に通い写真をブログ「毎日パンダ」で紹介している高氏(たかうじ)貴博さんが2017年12月の公開直後から昨年11月末までに撮った920枚を展示。母親のシンシンについて回る幼い頃や、成長しておなかを出したままササをほおばる様子などさまざまな表情を見ることができる。

モザイクアートは高氏さんが撮影したシャンシャンの写真を並べて制作している。 大田区の会社員、石川明日香さん(43)はシャンシャン誕生をきっかけにパンダの大ファンになったといい、「顔のパーツや体の丸みのバランスが良くて本当にかわいい。帰るのはさみしくて泣いてしまいそうだが、中国で子育てなどを楽しんでほしい」とエールを送った。 同店の担当者は「シャンシャンが大好きだという思いを多くの人と共有し、シャンシャンの写真を満喫できる企画展になれば」と話している。【南茂芽育】
写真展には、連日動物園に通い写真をブログ「毎日パンダ」で紹介している高氏(たかうじ)貴博さんが2017年12月の公開直後から昨年11月末までに撮った920枚を展示。母親のシンシンについて回る幼い頃や、成長しておなかを出したままササをほおばる様子などさまざまな表情を見ることができる。
モザイクアートは高氏さんが撮影したシャンシャンの写真を並べて制作している。
大田区の会社員、石川明日香さん(43)はシャンシャン誕生をきっかけにパンダの大ファンになったといい、「顔のパーツや体の丸みのバランスが良くて本当にかわいい。帰るのはさみしくて泣いてしまいそうだが、中国で子育てなどを楽しんでほしい」とエールを送った。
同店の担当者は「シャンシャンが大好きだという思いを多くの人と共有し、シャンシャンの写真を満喫できる企画展になれば」と話している。【南茂芽育】