京都市教委は16日、駅伝大会で女子選手の下半身を執拗(しつよう)に撮影したとして、京都府迷惑行為等防止条例違反で地検に略式起訴された市立小学校の男性教諭(39)を停職3か月の懲戒処分にした。
教諭は同日付で依願退職した。
市教委によると、教諭は1月15日、市内で開催された全国都道府県対抗女子駅伝で、複数の女子選手が走る姿などを多数、写真撮影したとして、3月に略式起訴後、京都簡裁が罰金30万円の略式命令を出した。
教諭は、市教委に「選手に不快な思いを抱かせて申し訳ない。深く反省している」と話しているという。
市教委は「児童や保護者、市民の信頼を損なう行為であり、厳正に処分した。信頼回復に全力で努めたい」とコメントした。