自称無職・伊藤りの容疑者（28）が5月4日夜、JR平塚駅前で49歳男性の腹をナイフで刺したとして逮捕された事件。事件直前まで伊藤容疑者は自身のTwitterの“裏アカ（裏アカウント）”で被害者とみられるAさんへの強い怒りをみせていた。事件から約2週間が経ち、伊藤容疑者は何を思っているのか。留置場にいる伊藤容疑者に話を聞くことができた。
【写真】「かわいくてごめん」伊藤容疑者がパパ活で使用していた宣材写真 伊藤容疑者はアカウントでパパ活によって生計を立てていたことを明かしていた。マッチングアプリで相手を見つけていたといい、プロフィールには「会社員」「28歳／155cm／72kg／D」「リピさん優先」「平日19:00～と土日に会えます」とあり、パパ活で使用される”スペック”についても記載していた。
その一方で、〈複数イベなどは参加したことがありませんでした〉、〈（仲良しのユーザー）と出会い、複数のパーティに参加させていただきました〉と、“複数”という単語を投稿していた。“複数”とは、いわゆる乱倫パーティを指しているとされ、伊藤容疑者はそこで知り合った交友を通じて被害者男性Aさんと知り合い、トラブルになったと主張している。 伊藤容疑者とAさんの間でどういったトラブルが起きていたかは、警察が捜査を進めている。しかし、伊藤容疑者はTwitterで自身の性格についてこう明かしていた。〈昔から血の気多すぎて、よわよわな癖に（←ここ重要）すぐ人に喧嘩売るの危ないです しかも口論じゃなくて、すぐ手が出るという〉。実際、新宿でホストが絡まれた際には「なんで私みたいないい女があんたに金使わなならんねん！！！！あんたが私に金使いなよ！！！！」とキレてしまったということも明かしている。こうした性格について周囲に理解をしてもらいたかったのだろうか、〈精神年齢5歳なので、子供扱いしてほしい〉とも呟いていた。 怒りを抑えきれずにAさんを刺してしまった伊藤容疑者。はたして事件をどう思っているのか。 今回、小田原警察署に留置されている伊藤容疑者と面会をしたという知人から話を聞くことができた。5月15日、面会室に現れた伊藤容疑者はマスクを着用していたが、外見からは事件前と変わった様子は見られなかったという。面会室が音の反響しやすい作りだったこともあり、会話がなかなかスムーズにはいかなかったというが、事件についてはしっかりと話していた。「伊藤容疑者はAさんに対して“刺したことは申し訳ないと思っている”と反省を口にしていましたが、同時にAさんについては“許せない強い思いがあった”とも口にしていました。事件から2週間が経ちますが、Aさんへの恨みは色褪せていない印象を受けました」（面会した知人） 伊藤容疑者とAさんはLINEなどをブロックしている状況で、直接連絡を取り合うことができない状態だったという。では、どうやって伊藤容疑者はAさんを呼び出したのか。「伊藤容疑者は第3者の女性アカウントを作り、被害者と接触していました。DMでやりとりを繰り返し、“よかったら一度お会いしませんか”と切り出したと言っていました。Aさんも待ち合わせ場所についたら伊藤容疑者がいたんですから流石に驚いたでしょう。そして会うなり刺したと」（同前） 伊藤容疑者は取り調べに対して、「殺すつもりで2回ナイフで刺した」と供述し、強い殺意が窺える。知人も「なぜ話し合いで解決できなかったのか」と問いかけたが、伊藤容疑者は「恨んでいる」という趣旨のことを繰り返していたという。 現在、2人のトラブルについて捜査が進められている。
伊藤容疑者はアカウントでパパ活によって生計を立てていたことを明かしていた。マッチングアプリで相手を見つけていたといい、プロフィールには「会社員」「28歳／155cm／72kg／D」「リピさん優先」「平日19:00～と土日に会えます」とあり、パパ活で使用される”スペック”についても記載していた。
その一方で、〈複数イベなどは参加したことがありませんでした〉、〈（仲良しのユーザー）と出会い、複数のパーティに参加させていただきました〉と、“複数”という単語を投稿していた。“複数”とは、いわゆる乱倫パーティを指しているとされ、伊藤容疑者はそこで知り合った交友を通じて被害者男性Aさんと知り合い、トラブルになったと主張している。
伊藤容疑者とAさんの間でどういったトラブルが起きていたかは、警察が捜査を進めている。しかし、伊藤容疑者はTwitterで自身の性格についてこう明かしていた。
〈昔から血の気多すぎて、よわよわな癖に（←ここ重要）すぐ人に喧嘩売るの危ないです しかも口論じゃなくて、すぐ手が出るという〉。実際、新宿でホストが絡まれた際には「なんで私みたいないい女があんたに金使わなならんねん！！！！あんたが私に金使いなよ！！！！」とキレてしまったということも明かしている。こうした性格について周囲に理解をしてもらいたかったのだろうか、〈精神年齢5歳なので、子供扱いしてほしい〉とも呟いていた。
怒りを抑えきれずにAさんを刺してしまった伊藤容疑者。はたして事件をどう思っているのか。
今回、小田原警察署に留置されている伊藤容疑者と面会をしたという知人から話を聞くことができた。5月15日、面会室に現れた伊藤容疑者はマスクを着用していたが、外見からは事件前と変わった様子は見られなかったという。面会室が音の反響しやすい作りだったこともあり、会話がなかなかスムーズにはいかなかったというが、事件についてはしっかりと話していた。
「伊藤容疑者はAさんに対して“刺したことは申し訳ないと思っている”と反省を口にしていましたが、同時にAさんについては“許せない強い思いがあった”とも口にしていました。事件から2週間が経ちますが、Aさんへの恨みは色褪せていない印象を受けました」（面会した知人）
伊藤容疑者とAさんはLINEなどをブロックしている状況で、直接連絡を取り合うことができない状態だったという。では、どうやって伊藤容疑者はAさんを呼び出したのか。
「伊藤容疑者は第3者の女性アカウントを作り、被害者と接触していました。DMでやりとりを繰り返し、“よかったら一度お会いしませんか”と切り出したと言っていました。Aさんも待ち合わせ場所についたら伊藤容疑者がいたんですから流石に驚いたでしょう。そして会うなり刺したと」（同前）
伊藤容疑者は取り調べに対して、「殺すつもりで2回ナイフで刺した」と供述し、強い殺意が窺える。知人も「なぜ話し合いで解決できなかったのか」と問いかけたが、伊藤容疑者は「恨んでいる」という趣旨のことを繰り返していたという。
現在、2人のトラブルについて捜査が進められている。