東京・羽田空港での航空機衝突事故で、運輸安全委員会の武田展雄委員長は23日、定例記者会見で、事故機から回収した操縦室内の音声を記録するボイスレコーダー(CVR)や飛行状況を記録するフライトレコーダー(FDR)の状態について、「(破損せず)ぎりぎりの線でなんとか解析できそうだ」と語った。
運輸安全委は事故当夜から航空事故調査官6人を派遣し、事故原因の調査に着手。日本航空機と海上保安庁機の製造国やエンジン、CVR、FDRの製造国などとして、米英仏独とカナダの5か国の当局やメーカーの協力を得て調査を進めている。
武田氏は「(各国の)知識を総動員し、解析・分析する」と述べた。その上で、事故の再発防止につながる重要な情報が判明した場合には、報告書のとりまとめを待たずに国土交通省などに情報提供し、事故防止につなげる考えを示した。