新型コロナウイルス対策を助言する厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」は12日、今後の感染状況について「不確実性はあるものの、緩やかな減少傾向または横ばいとなる可能性がある」との見解をまとめた。
一方、今冬に新型コロナと季節性インフルエンザの同時流行が懸念されるとして、必要な対応を取るよう求めた。
政府は同時流行に備え、重症化リスクの低い発熱患者に、新型コロナの検査キットやオンライン診療の活用を促すなどの対応を検討している。対応案はこの日の専門家組織の会合でも議論されており、13日にも公表される見通し。