町内会の口座からおよそ1100万円を横領した疑いで逮捕された愛知県一宮市の前の町内会長の男が、ほかにも現金665万円を引き出していた疑いで再逮捕されました。

再逮捕されたのは、住所不定のアルバイト・中島弘行容疑者(69)で、一宮市内の町内会長を務めていた2020年10月から去年3月末にかけ、町内会の口座から12回にわたり現金を引き出し合わせて665万円を横領した疑いが持たれています。

ことし4月に町内会長の交代の際、中島容疑者が通帳を返還せず、口座の残高が減っていたことから事件が発覚し、9月28日、現金およそ1100万円を引き出していたとして逮捕されていました。

中島容疑者は容疑を認め、「投資に使った」という趣旨の供述をしているということです。