岐阜県高山市の山林に墜落したモーターグライダー=27日午前10時31分(共同通信社ヘリから)
岐阜県高山市のモーターグライダー墜落事故で、国土交通省は27日、同市の山林から搭乗員とみられる男性2人が救出されたと明らかにした。いずれも心肺停止の状態。グライダーが離陸した同市の飛騨農道離着陸場によると、パイロットの男性(80)と離着陸場職員の男性(61)が乗っていた。
運輸安全委員会は航空事故調査官2人を派遣。
県警によると、グライダーは26日午前11時45分ごろ、富山市の富山空港に向けて離陸。午後2時15分ごろ、所在不明になっていると110番があり、約1時間半後に県警ヘリコプターが離着陸場の南東に約20キロ離れた山林で機体を発見していた。