福岡市議会の堀本和歌子市議(41)が、来年の市議選に出馬を検討している元衆議院議員の男性になりすまし、旧統一教会との親密な関係を示すビラを配ったとして、警察に告発されました。本人も取材に対し、自分が配ったことを認めました。
福岡市議会・堀本和歌子市議:「私が元衆議院議員の新開さんのチラシをTwitter上から文字とか文言を拾って、私がパソコン上で作って、それを印刷して、私がポスティングをした」
堀本市議は、現在、警察から任意で事情を聴かれています。
告発の決め手となったのが、防犯カメラの映像でした。黒っぽい服に全身を包んで現れた人物が堀本市議です。手提げバッグからビラのようなものを取り出すと、ポストに投函する様子が映っています。そして、身をかがめるようにして、現場をあとにしていきました。投函されたビラには、元衆議院議員・新開裕司氏の名前で、こう書かれていました。
『旧統一教会の式典で、元衆議院議員として、偉大なる韓鶴子(ハン・ハクチャ)様に韓日トンネルへの賛意と祝辞を述べさせていただきました!』
福岡市議会・堀本和歌子市議:「(Q.どうしてそういうことをやった)有権者のために事実を知ってほしかったという気持ちでやりました。新開さんを陥れるためではなく、有権者の方に事実を知ってほしかった」
新開氏は、来年春の統一地方選で福岡市議選への出馬を検討していて、堀本市議とは議席を争うライバル関係にあります。新開氏によりますと、確かに過去に教団との付き合いはあったといいます。
被害にあった元衆院議員・新開裕司氏:「自民党の時から付き合いがあった。それは過去の話です。参政党に移ってからは、いまは、一緒に活動とかはないです。『いま現在、関係がある』ような印象操作になる。自宅周辺で、家族もいるので、なんでそんなことされているのか」
新開氏が、身に覚えのないビラを不審に思い、防犯カメラの映像などを調べたところ、堀本市議が浮上しました。
2019年、日本維新の会から福岡市議選に出馬、初当選した堀本市議。今回の“なりすまし”について、Twitterのような感覚だったと語っています。
福岡市議会・堀本和歌子市議:「匿名でという意図はあったんですが“なりすました”というわけではなくて、Twitter上にある文言を拾って、それを張り付けてチラシにして作った。“リツイート”の感覚でやっていた」
また、ビラを配る際には、友人に車の運転を頼んでいましたが、“なりすまし”については伝えていなかったということです。