青森県八戸市の会社が製造した駅弁を食べた全国のおよそ100人が体調不良を訴えていて、食中毒の疑いがあるとみて、保健所が調べています。
八戸市によりますと、市内にある弁当店「吉田屋」の駅弁を食べた人が下痢や吐き気などの体調不良を訴えていて、人数は、きのう午前までに全国40の自治体で合わせておよそ100人に上っています。
八戸市保健所 石井敦子衛生課長「(体調不良を訴える人が)そのあと(午後)も、どんどん増えているので、数百人になるのでは」
対象の商品は今月16日と17日が消費期限のイクラやウニを使った駅弁11種類で、「ご飯が糸を引いている」といったクレームも寄せられているということです。保健所は食中毒の疑いがあるとみて調べています。
吉田屋の弁当は北海道から福岡県まで流通しています。