韓国・ソウルで起きた雑踏事故で、死亡した日本人2人のうちもう1人の女性は、小槌杏(こづち・あん)さんで、18歳の留学生だったことが分かった。
一方、もう一人の日本人の犠牲者・冨川 芽生さん(26)の家族が、きょう、韓国に向けて出発する。北海道 根室市出身の冨川さんは、ことし6月から半年間の予定でソウルに留学。現地で語学学校に通っていたという。
冨川さんの父親は、けさ取材に対して「早く娘に会いたいです。最後まで大丈夫だと思っていたが、前日も友達と遊びに行くという話しか聞いていなかった。まさかこんなことになるとは思っていませんでした」と話した。家族は、さきほど新千歳空港に到着し、きょう中に韓国に向かうという。