お出かけの時に私たちを悩ませる渋滞。渋滞によって年間に失われる時間は少なくなく、事故のリスクも高まります。時間帯をずらすなどで避けたいところですが、巻き込まれた場合はどうすればいいのか。「渋滞学」の専門家に3つのポイントを聞きました。そこで今回の#みんなのギモンでは「事故増も…渋滞どう回避?」をテーマに解説します。■渋滞に巻き込まれないための対策は?山崎誠アナウンサー「GWということで車でお出かけをされている方も多いと思いますが、渋滞にはまってしまうと大変ですよね。渋滞をどう避ければいいのでしょうか?」

「5日午後4時半頃の関越道のLIVE映像です。嵐山小川インターチェンジ(IC)付近では、詰まってはいないものの、交通量は多く車間距離も狭くなっています。渋滞対策などはされていますか?」直川貴博キャスター(元福島中央テレビアナウンサー)「1人で出かけることが多いので、暗い時間帯や空いているかなと思う時間帯にずらして出るようにしていますね」鈴江奈々アナウンサー「事前に情報などを調べて、あまりにも混んでそうだったら電車に替えようかなと、家族で話しますね」森圭介アナウンサー「あと、出かけるのを諦める…」■事前に発表された5日の渋滞予測山崎アナウンサー「下調べして時間を少し変えるのはいいと、専門家も言っていました。NEXCO東日本・中日本によると、高速道路は5日午後からUターンラッシュのピークを迎えています」「事前に発表された上りの渋滞予測によると、関越道では坂戸西スマートIC付近で午後3時ごろから最大40キロ、中央道の小仏トンネル付近では午後4時ごろから最大30キロ、東北道の加須IC付近では午後5時ごろから最大30キロとなっています」■渋滞による損失、1人あたり何時間?山崎アナウンサー「こういう渋滞予測なども参考に、その時間帯を避けることが渋滞回避には重要だと専門家も話しています。ピークの時間からずらして出るのはいいことのようです。1年間で自分がどれぐらい渋滞に時間を費やしているか、考えたことありますか?」森アナウンサー「月に4時間ぐらいと考えたら、50時間ぐらいですか?」瀧口麻衣アナウンサー「月2~3時間ぐらいと考えて、30~40時間ぐらいですかね?」山崎アナウンサー「2015年の国土交通省の発表によると、1人あたり年間約40時間です。2日弱くらいの時間を渋滞に費やしているということです」「さらに阪神高速道路の調査によると、渋滞時はやはり事故が起きやすくなるということで、普通に走っている時に比べて約7倍、事故のリスクが高まるそうです」鈴江アナウンサー「時間は取られるし、事故のリスクも高まるしとなると、やはり渋滞は避けたいなと思いますね」■実験…車間距離と交通の流れの関係は山崎アナウンサー「渋滞を少しでも減らすために、ドライバーはどんなことを意識すればいいのか。渋滞学が専門の東京大学大学院工学系研究科の西成活裕教授に聞きました。『ブレーキのバトンを渡さない』ことが重要だということです。どういうことか、実験映像で確認します」「12台の車が走行しています。車間距離が狭いケースでは、先頭の車が渋滞を想定して止まったところ、次々に車が止まってしまいます。これが『ブレーキのバトン』です」「それに対し、意識的に車間距離をあけて走っているケースでは、車間が広かった車で『ブレーキのバトン』が止まりました。後続車は多少の減速はあったものの、完全に止まることはなく走行することができました」森アナウンサー「結果的に車間距離をあけていた方が早く通過できたんですか?」山崎アナウンサー「そうです。車間距離をあけていた方が、全車通るのが早いです。車の台数が増えた場合も、交通の流れは良くなります」森アナウンサー「止まらないことが重要なんですね」■渋滞を緩和する3つのポイント山崎アナウンサー「渋滞を減らすポイントの1つ目は、車間距離をあけること。2つ目は、2~3台先の車を見て、流れを把握して運転すること。すぐ前の車だけ見ていると、突然前の車がブレーキを踏むと、そのブレーキのバトンを受け取ることになってしまいます」「3つ目は、完全に止まってしまうような渋滞に巻き込まれたら『ファストアウト』。前の車が動き出したら、ぼーっと待たずにすぐに自分も車を動かせるように準備しておくことです。前があいたらスッと詰めるように」森アナウンサー「どうせ渋滞だからいいか、と思ってしまいます…」■渋滞時、一番速く進む車線はどこ?山崎アナウンサー「高速道路で渋滞に巻き込まれた時に、どこの車線が一番速く進むと思いますか? 一般的に3車線あります」鈴江アナウンサー「意外と左側が空いていることもあります」森アナウンサー「真ん中」直川キャスター「右の追い越し車線」山崎アナウンサー「西成教授によると、左側が時速25キロ、真ん中が20キロ、右側が16キロとなりました。実際に渋滞している高速道路の各車線の平均速度を調べた結果です」山崎アナウンサー「右に行きがちですが、左側を走ると、より流れるそうです。急がば回れということです。これからもGWが続きますが、ちょっとした心掛けで渋滞の緩和につながります。最後まで安全運転でGWをお楽しみください」(2025年5月5日午後4時半ごろ放送 news every.「#みんなのギモン」より)
お出かけの時に私たちを悩ませる渋滞。渋滞によって年間に失われる時間は少なくなく、事故のリスクも高まります。時間帯をずらすなどで避けたいところですが、巻き込まれた場合はどうすればいいのか。「渋滞学」の専門家に3つのポイントを聞きました。
そこで今回の#みんなのギモンでは「事故増も…渋滞どう回避?」をテーマに解説します。
山崎誠アナウンサー「GWということで車でお出かけをされている方も多いと思いますが、渋滞にはまってしまうと大変ですよね。渋滞をどう避ければいいのでしょうか?」
「5日午後4時半頃の関越道のLIVE映像です。嵐山小川インターチェンジ(IC)付近では、詰まってはいないものの、交通量は多く車間距離も狭くなっています。渋滞対策などはされていますか?」
直川貴博キャスター(元福島中央テレビアナウンサー)「1人で出かけることが多いので、暗い時間帯や空いているかなと思う時間帯にずらして出るようにしていますね」
鈴江奈々アナウンサー「事前に情報などを調べて、あまりにも混んでそうだったら電車に替えようかなと、家族で話しますね」
森圭介アナウンサー「あと、出かけるのを諦める…」
山崎アナウンサー「下調べして時間を少し変えるのはいいと、専門家も言っていました。NEXCO東日本・中日本によると、高速道路は5日午後からUターンラッシュのピークを迎えています」
「事前に発表された上りの渋滞予測によると、関越道では坂戸西スマートIC付近で午後3時ごろから最大40キロ、中央道の小仏トンネル付近では午後4時ごろから最大30キロ、東北道の加須IC付近では午後5時ごろから最大30キロとなっています」
山崎アナウンサー「こういう渋滞予測なども参考に、その時間帯を避けることが渋滞回避には重要だと専門家も話しています。ピークの時間からずらして出るのはいいことのようです。1年間で自分がどれぐらい渋滞に時間を費やしているか、考えたことありますか?」
森アナウンサー「月に4時間ぐらいと考えたら、50時間ぐらいですか?」
瀧口麻衣アナウンサー「月2~3時間ぐらいと考えて、30~40時間ぐらいですかね?」
山崎アナウンサー「2015年の国土交通省の発表によると、1人あたり年間約40時間です。2日弱くらいの時間を渋滞に費やしているということです」
「さらに阪神高速道路の調査によると、渋滞時はやはり事故が起きやすくなるということで、普通に走っている時に比べて約7倍、事故のリスクが高まるそうです」
鈴江アナウンサー「時間は取られるし、事故のリスクも高まるしとなると、やはり渋滞は避けたいなと思いますね」
山崎アナウンサー「渋滞を少しでも減らすために、ドライバーはどんなことを意識すればいいのか。渋滞学が専門の東京大学大学院工学系研究科の西成活裕教授に聞きました。『ブレーキのバトンを渡さない』ことが重要だということです。どういうことか、実験映像で確認します」
「12台の車が走行しています。車間距離が狭いケースでは、先頭の車が渋滞を想定して止まったところ、次々に車が止まってしまいます。これが『ブレーキのバトン』です」
「それに対し、意識的に車間距離をあけて走っているケースでは、車間が広かった車で『ブレーキのバトン』が止まりました。後続車は多少の減速はあったものの、完全に止まることはなく走行することができました」
森アナウンサー「結果的に車間距離をあけていた方が早く通過できたんですか?」
山崎アナウンサー「そうです。車間距離をあけていた方が、全車通るのが早いです。車の台数が増えた場合も、交通の流れは良くなります」
森アナウンサー「止まらないことが重要なんですね」
山崎アナウンサー「渋滞を減らすポイントの1つ目は、車間距離をあけること。2つ目は、2~3台先の車を見て、流れを把握して運転すること。すぐ前の車だけ見ていると、突然前の車がブレーキを踏むと、そのブレーキのバトンを受け取ることになってしまいます」
「3つ目は、完全に止まってしまうような渋滞に巻き込まれたら『ファストアウト』。前の車が動き出したら、ぼーっと待たずにすぐに自分も車を動かせるように準備しておくことです。前があいたらスッと詰めるように」
森アナウンサー「どうせ渋滞だからいいか、と思ってしまいます…」
山崎アナウンサー「高速道路で渋滞に巻き込まれた時に、どこの車線が一番速く進むと思いますか? 一般的に3車線あります」
鈴江アナウンサー「意外と左側が空いていることもあります」
森アナウンサー「真ん中」
直川キャスター「右の追い越し車線」
山崎アナウンサー「西成教授によると、左側が時速25キロ、真ん中が20キロ、右側が16キロとなりました。実際に渋滞している高速道路の各車線の平均速度を調べた結果です」
山崎アナウンサー「右に行きがちですが、左側を走ると、より流れるそうです。急がば回れということです。これからもGWが続きますが、ちょっとした心掛けで渋滞の緩和につながります。最後まで安全運転でGWをお楽しみください」
【みんなのギモン】身の回りの「怒り」や「ギモン」「不正」や「不祥事」。寄せられた情報などをもとに、日本テレビ報道局が「みんなのギモン」に応えるべく調査・取材してお伝えします。(日テレ調査報道プロジェクト)
【みんなのギモン】
身の回りの「怒り」や「ギモン」「不正」や「不祥事」。寄せられた情報などをもとに、日本テレビ報道局が「みんなのギモン」に応えるべく調査・取材してお伝えします。(日テレ調査報道プロジェクト)