ここ数年、若い世代の“献血離れ”が進んでいるそうです。このままでは、必要な血液がさらに足りなくなる恐れもあるとのこと。少しの勇気と思いやりで他人の命が救えられるという事実、多くの人たちに再認識してもらいたいと願うばかりです。
そんな今、注目してほしいのはXユーザーのめがねさん(@ZOZrcmxamdpRp1N)が2025年3月13日に発信したポストでした。
「RHマイナスA型不足のLINEお知らせが来たので、献血行ってきました。お決まりのハーゲンダッツをいただく。」
◆RHマイナスの血液型はとても珍しい
献血した後、献血ルームでもらった記念品のハーゲンダッツに舌鼓を打つめがねさん。目を引くのは、彼女の血液型です。ポストから察するに、どうやらめがねさんはRhマイナスA型のよう。
Rh型は赤血球にタンパク質である「Rh因子」があるかないかで決まり、あれば血液型がRhプラスに、なければRhマイナスになります。輸血の際にRh型の合わない血液をもらってしまうと体が「これは自分の血じゃない!」と判断し免疫反応が起きてしまうことがあり、とても危険なんだそう。
日本赤十字社のホームページによると、日本人のRhマイナスの頻度は0.5%で、約200人に1人(「RHマイナスA型」となると、約500人に1人)。希少なだけに、献血者の人たちへ電話やメールで個別に献血の依頼を行い、年に複数回献血してもらうことでなんとか賄っている状況とのこと。その連絡にめがねさんが応え、上記のポストにつながったということなのでしょう。
Rhマイナスの方々が献血する意義や思いなどについて、ご本人に話を聞いてみました。
◆定期的に献血するようになった理由
――めがねさんは献血をよく行っているのでしょうか?
めがね:献血は定期的にするようにしてます。定期的に行うようになったのは、ここ数年です。
――定期的に献血するようになった理由を教えてください。
めがね:なにか世の中に貢献できることをそろそろしたいな、と思ったのがきっかけでした。「自分が一番役に立てそうなことはなんだろう?」と考え、手軽にできることなので献血をすることにしました。いつか、私がお世話になる日が訪れるかもしれないですし……。
――Rhマイナスは希少なだけに、継続的な献血協力が大事なんでしょうね。
めがね:私は献血ルームのLINEに登録しているので、必要なときは「不足があります」などのお知らせが来るようになっています。そのタイミングと自分の都合が合えば、できる限り献血するようにしています。
ただ、女性の400ml献血は年に2回しかできないと決まっています。また、前回の献血から一定の期間が開いていないとできません。自分の体調にもよるので、タイミングが合わないこともあります。
◆さまざまな理由で献血ができない人も
――ご自身の血液型がRhマイナスだと知ったとき、驚かなかったですか?
めがね:子どもの頃からRhマイナスだとは知っていたので、「自分の血液型はめずらしいんだな~」くらいの感覚でした。私を出産した病院で、母が知らされたみたいです。
――めがねさん以外に、ご家族でRhマイナスの方はいますか?
めがね:私の父と姉がRhマイナスで、息子たちはRhプラスです。
――お父さんとお姉さんも、定期的な献血を意識しているのでしょうか?
めがね:父は若い頃に輸血をしているので、献血はできません。姉は血液の成分の濃さが基準値以下なので、献血ができないらしいです。世の中にはさまざまな理由で献血できない人もいます。だから、私は「自分ができるうちは定期的に献血をしよう!」と思っています。
――ちなみに、今までご家族以外でRhマイナスの人と出会ったことはありますか?