日本の有名大学や大学院で、中国人留学生の割合が増加している。その一部には入学試験というハードルを、カネの力で乗り越えてくる者すらいるという。いったい何が起きているのか。
◆中国人に不正入学を手配する学歴ブローカーが暗躍中!?

「’21年から実施されている『共同富裕政策』(貧富の格差を是正するための政策)により、新規の学習塾の設立が禁止されました。それまで、遊ぶ暇がないほど出されていた学校の宿題の量も制限されたのですが、人々の受験熱は冷めやらず、『隠れ学習塾』が出現。熾烈な学歴至上主義は緩和されていません。一方で、中国でも大学が増えすぎて大卒者が急増したために受け皿となる雇用が足りず、受験戦争を戦い抜いても報われない状況となっている。そうしたなかで生まれた、中国社会を抜け出そうという動きが海外留学熱となり、なかには不正に手を染める者も出てきている、という構図がある」