群馬県前橋市の小川市長が市の幹部職員の既婚男性とラブホテルで複数回面会した問題で、男性職員の妻が14日、代理人弁護士を通じて「一日も早く元通りの平穏な生活に戻りたい」とのコメントを文書で報道機関に公表しました。
男性職員自身も今月10日に市議会に対し「市長との間に男女の関係は一切ない」とする書面を提出していました。
妻の文書では、「内容は事実だと受け止めている」とした上で、小川氏については、「快く思わない面もある」と指摘しました。また「市長を訴えることは考えていないし、謝罪も望んでいない」とも記しました。
代理人弁護士は、妻のコメントを公表した理由について「社会的反響の大きさを鑑みた」と説明しました。