中国人経営の語学学校で働く岸谷千佳さん(仮名・30代)が嘆く。
「社長はアラフォーの中国人男性なんですが、『もらうべきカネは早くもらう。払うべきカネはできるだけ遅らせる』がモットー。入校が決まった生徒には先々までの授業料を前払いさせる一方、教室の賃料は先延ばしにするんです。
また、もう一つのモットーは『中国人は信じるな』。相手も同じやり方で来るから、面倒くさいらしいです」
最悪なのは、社長の妻が運営に口を出してくることだという。
「奥さんは風水が趣味。都内在住の講師は『あなたは7月生まれだから北に行くべき』と告げられ、通勤に2時間かかる群馬に転勤させられました」
中国企業に買収された家電メーカーに勤めて6年目になる水原晋平さん(仮名・40代)は、中国人上司とのこんな価値観の違いに悩んでいる。
「買収された会社なので、本社から多数の中国人社員が出向してきます。私の上司も中国人です。
中国本社の社員からすれば、日本に来るのは左遷に近い。しかも、買収はあくまで技術の吸い上げが目的なので、少々の赤字は問題にならない。何も決まっていなくても会議は時間内で強制終了。彼らは残業も絶対にしません」
ラクではあるがやりがいも成長もない。水原さんは現在、転職活動中だという。
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「週刊現代」2025年10月13日号より
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