「スピードを出して威嚇する」だけがあおり運転ではありません。今、路上で恐れられているのは、逃げ場のない場所で執拗に繰り返される「粘着型」の妨害行為です。
「令和7年版 警察白書」の最新統計によれば、路上でのつきまといと共通する心理を持つ「ストーカー事案」の加害者は、20代から50代まで幅広い世代に分布していることが浮き彫りになっています。「女性なら反撃されない」「自分より弱い」と踏んでターゲットを定める卑劣な心理は、世代を問わず路上で牙を剥いているのです。

◆一瞬で行われたUターンと待ち伏せ

「やっと振り切れたと思ったんです」

しかし、相手は広い車線を利用して一瞬でUターンをし、出口に進入したのだ。さらに、料金所へ向かう高橋さんの前に割り込んできたのだとか。

「本当に一瞬でした。“田舎の広い高速だからできた”動きだと思います」

料金所を抜けると、相手は路肩に停車しており、まるで高橋さんを待ち伏せしているように見えた。その後、相手は対向車線へ戻り、再び高速へ消えていったという。

警察と合流しコンビニで事情を説明すると、「女性2人は狙われやすい」と告げられ、恐怖が一層募ったそうだ。

「スピードを出してあおられるのも怖いですが、出口で待ち伏せされる執拗さはもっと不気味でした」

もし、路上で思いもよらない「標的」にされてしまったら、どうかパニックにならず、ご自身の安全を第一に考えてください。そんな時は、次の3つの行動をそっと思い出していただければと思います。