秋篠宮家の長男・悠仁さまが筑波大に通学されるようになって3か月が経過した。当初、現地に居を構えつつ秋篠宮邸からも通学する「ハイブリッド型」に懸念は出たものの、現時点で大きな問題は発生していないようだ。大学にもなじむ中、紀子さまとの関係に注目が集まっている。
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「悠仁さまが通学されるにあたって筑波大内では警備面での強化が進められました。その分、学生の自由度を奪ってしまうのではないかなど宮内庁は気をもんでいたようですが、そこまで深刻な状況にはなっておらずホッと胸をなでおろしているとのことです」
と、担当記者。
バドミントンサークルや野生動物研究会に所属なさっているとされ、それを起点にご学友以外にも複数のご友人ができたようだ。
筑波大では5月30日から毎年恒例の1年生が主体となる宿舎祭が催された。悠仁さまのクラスは屋台でベビーカステラを出したようで、実際、悠仁さま自ら声を張り上げて売り子をされていたという。
直後のデイリー新潮の記事では、その模様が以下のようにレポートされている。
「悠仁さまのお店は細胞の核分裂をテーマにしていたようで、幟(のぼり)に〈ベビー核テラ 只今、分裂中〉と書くなど、ヒネリの利かせ方が独特で“さすがは理系の生物学類だ”との声が上がっていました」(1年生女子)
受け渡しを待つ客に対しても、番号ではなく、デオキシリボ核酸(DNA)の4種の塩基A(アデニン)、T(チミン)、G(グアニン)、C(シトシン)で呼ぶ“芸の細かさ”に、ある学生は思わず笑顔を漏らし、「悠仁さまご自身も“シトシンの方ー!”と呼ぶなど、スタッフの一人として周囲に溶け込まれていました」(同)》
悠仁さまが望まれたであろう、普通の大学生としての楽しい生活が、ほほえましいシーンから伝わってくる。
「宮内庁内でもこの記事は話題になっていたようです。秋篠宮家を中心にあまり良い切り口の記事がない中でとてもよい評価を受けていたのが印象的でした」(同)
新しい環境で、これまで以上に多様な人たちと接する。その経験自体が悠仁さまにとっては貴重で、かつ楽しいものであろうことは想像に難くない。筑波大にハイブリッド通学されるにあたって、「ひとり暮らしがしたい」と漏らされたとされたあたりからは、思春期の青年らしい自由への渇望のようなものも伝わってきていた。
「宮邸からの通学時間を踏まえると筑波大近くから通うほうが理にかなっているわけですが、悠仁さまはそれ以上に宮邸を離れたい理由があったようです。紀子さまとの関係ですね」(同)
これまた思春期の産物というわけでもないだろうが、紀子さまとの関係性については、悠仁さまが「お母さまが間違っていますよ」と述べることもあったと伝えられていた(関連記事:「お母さまが間違っていますよ」 悠仁さまが紀子さまにご進言 「職員が苛烈な指導を受けている場面を目の当たりにして」)。
「場所的に極めて近いとはいえ佳子さまも家を出られているため、悠仁さまは両親との3人暮らしになっていらっしゃった。そこにある種の息苦しさを感じられていたのかもしれません。“とにかく家を出たい”とのメッセージは各方面から伝わってきていたようです。“将来の天皇陛下の行く末を心配される紀子さまのお立場は理解できるが、悠仁さまの中に芽生えた自立心への対処も必要だ”との声も宮内庁内から聞こえてきていました」(同)
とりあえず、筑波大への進学とハイブリッド通学という形で、半分はご実家からの独立を果たされた。次のステップとしては、過去の皇族のケースを踏まえると、姉の眞子さんや佳子さま同様、そう遠くないタイミングで悠仁さまの「海外留学」が発表される可能性があると見られているという。そうなれば悠仁さまの世界はさらに広がることだろう。
デイリー新潮編集部