上皇さまは、心臓の症状に対し新たな投薬治療を受けるため、14日午後から東京大学病院に入院されました。上皇さまは心臓の負荷を和らげる新たな投薬治療を受けるため、14日午後3時半ごろ、東京・文京区の東京大学医学部附属病院に入院されました。上皇さまはことし5月、東大病院に検査入院し、症状はないものの冠動脈から心臓の筋肉への血流が不十分となる「無症候性心筋虚血」と診断されていました。
また、2022年には「三尖弁閉鎖不全」による「右心不全」と診断されています。宮内庁によりますと、上皇さまは5月の検査入院の後、それまでの水分制限に加え、一定程度以上の運動負荷を避ける対応を続けながら薬物治療を受けられていましたが、心筋虚血の兆候が改善されないことから医師の判断により新たな内服薬を追加することになったということです。新たな内服薬は心臓の負荷を和らげるためのものですが、副作用として脈が遅くなったり不整脈が起こる可能性があることから、入院して心電図などで確認をしながら薬の投与量の調整を行っていくということです。入院は数日間におよぶとみられます。上皇さまは、お住まいの仙洞御所の中で階段の上り下りや筋力維持のための運動、赤坂御用地内の散策を上皇后さまと一緒に続けていますが、退院後は心臓の負荷を考慮して、休憩を挟むなどしながら取り組まれていました。ただ、この数日間は暑さのため運動を控えられているということです。また5月の検査入院のあと、皇居の生物学研究所での研究も再開されています。
上皇さまは、心臓の症状に対し新たな投薬治療を受けるため、14日午後から東京大学病院に入院されました。
上皇さまは心臓の負荷を和らげる新たな投薬治療を受けるため、14日午後3時半ごろ、東京・文京区の東京大学医学部附属病院に入院されました。
上皇さまはことし5月、東大病院に検査入院し、症状はないものの冠動脈から心臓の筋肉への血流が不十分となる「無症候性心筋虚血」と診断されていました。
また、2022年には「三尖弁閉鎖不全」による「右心不全」と診断されています。
宮内庁によりますと、上皇さまは5月の検査入院の後、それまでの水分制限に加え、一定程度以上の運動負荷を避ける対応を続けながら薬物治療を受けられていましたが、心筋虚血の兆候が改善されないことから医師の判断により新たな内服薬を追加することになったということです。
新たな内服薬は心臓の負荷を和らげるためのものですが、副作用として脈が遅くなったり不整脈が起こる可能性があることから、入院して心電図などで確認をしながら薬の投与量の調整を行っていくということです。
入院は数日間におよぶとみられます。
上皇さまは、お住まいの仙洞御所の中で階段の上り下りや筋力維持のための運動、赤坂御用地内の散策を上皇后さまと一緒に続けていますが、退院後は心臓の負荷を考慮して、休憩を挟むなどしながら取り組まれていました。ただ、この数日間は暑さのため運動を控えられているということです。