筑波大学入学から3ヵ月――。長年、秋篠宮家を取材してきた皇室ジャーナリストは、「悠仁さまは今、キャンパスライフを満喫していらっしゃるようです」と語る。
2025年4月、筑波大学生命環境学群生物学類にご入学された悠仁さま(18歳)。キャンパス内を自転車で颯爽と移動する姿や、ファミレスで食事を楽しまれる様子を報じられるなど、。まさに「普通の大学生」としての時間を過ごされている。
さらに最近では、二つのサークルに入会されたという。
「一つがバドミントンサークル。そしてもう一つが、通称ヤドケンこと“野生動物研究会”とされています」(前出・皇室ジャーナリスト)
ヤドケンはその名の通り、野生動物をはじめとするさまざまな生物に関心を持つ学生たちが集まるサークルだ。大学周辺の自然観察や、年に2回ほど希少生物や自然を観察するフィールドワーク合宿などの活動を行っている。悠仁さまのライフワークであるトンボの話題で共に盛り上がることのできる仲間も少なくないだろう。
もう一つ、大学生活の醍醐味と言えば、”恋愛”だ。筑波大学は約4割が女子学生。バドミントンサークルやヤドケンにも当然、女子学生は在籍している。
「秋篠宮さまは過去に親しい知人やジャーナリストに、『学生時代に相手を見つけないと、結婚は難しい』と打ち明けたことが報じられています。大学時代であれば自然な形で出会い、交際ができますが、卒業後は異性と知り合う機会も減ります。こうした発言はご自身の経験からくるものでしょう」(宮内庁関係者)
秋篠宮さまと紀子さまも、大学のサークルで親密なご関係を築いた。「週刊現代1989年6月26日号」では、当時の秋篠宮さまと紀子さまの様子を以下のように報じている。
〈川嶋紀子さん(22歳)は礼宮様が大学時代に会長を務められた『自然文化研究会』の会員で、会の研修旅行にも殿下と一緒に参加している。礼宮様の1年後輩にあたるが、同研究会の学友の一人は、「確かに殿下と紀子さんは仲が良かったですよ。在学中から『二人は結婚する』などと相当噂になっていましたよ」と礼宮様と紀子さんの「仲の良さ」を認める〉
当時、秋篠宮さまが紀子さまを「きこちゃん」と親しく呼んでいたことは、多くの人が知るところだったという。
『自然文化研究会』は秋篠宮さまが仲間たちと立ち上げたサークルだ。
「紀子さまがそこに入会し、交際に発展したと言われています。当時の紀子さまは学習院大はだけでなく、近隣大学の男子学生からの人気も高かった。“学習院大のマドンナ”などと呼ばれていたそうです」(前出・皇室ジャーナリスト)
男子学生の多かった自然文化研究会においても“マドンナ”だった紀子さま。「おっとりとした紀子さんと少しやんちゃな秋篠宮殿下は気が合う」と周囲からは言われており、お二人の関係は学内でも有名な話だったという。
秋篠宮さまと紀子さまが大学在学中に愛を育まれたように、悠仁さまも“運命の相手”と出会うことはあるのだろうか……。前出の皇室ジャーナリストは、悠仁さまの恋愛の可能性についてこう推測する。
「サークルのメンバーはなかなか近づけないと思います。同じゼミや研究室など、学業に関係する場を共にするご学友のほうが可能性は高いでしょう。協力して研究をしたり、議論したり、切磋琢磨することで恋が芽生えることは考えられます」
ちなみに、秋篠宮家の長女である小室眞子さんは、夫の圭さんと学内の留学説明会で出会っている。前出の宮内庁関係者はそのときの様子をこう振り返る。
「眞子さまはイギリスへ、圭さんはアメリカに、それぞれ留学を予定されていました。その説明会の前後の席でプリントの受け渡しなどをする中で意気投合した、と公式には言われています。ですが、実際はそのあとに行われたパーティーの場で仲良くなった、ということのようです」
皇族の伝統から鑑みて、悠仁さまもいずれは海外留学に行く可能性は高い。姉と同じように、その際にお相手が見つかる可能性もある。
「悠仁さまの留学先としては、皇室とゆかりの深いイギリス、もしくは2024年に開校した筑波大マレーシア校も考えられる。
姉で秋篠宮家次女・佳子さまも、かつて同時期にイギリス留学をしていた日本人大学生との関係が噂されたことがありました。」
サークル活動、研究室、留学……いずれかのタイミングで悠仁さまは恋愛を経験するかもしれない。ご両親と同じように、そのお相手と結婚という可能性もゼロではないだろう。だがそこには、ハードルもあるようだ。前出の宮内庁関係者が言う。
「秋篠宮さまは『自分で判断しろ』というスタンスをお持ちのため、よっぽどのことがない限り、最終的には悠仁さまの意思に委ねられることになるでしょう。ですが、紀子さまはそうはいかない」
眞子さんの結婚の際も最後まで反対したのは紀子さまだったといわれており、母と娘の確執は現在でも続いている。
では、どんな女性であれば紀子さまは納得するのだろうか。
「家柄はまず絶対条件です。旧華族や旧家出身ではなくとも、有名企業の社長令嬢などを想定していると思います。たとえば、以前、佳子さまのお相手候補と噂されていた富士急行グループの御曹司レベルの家柄でしょう。また、高円宮家の三女・絢子さんが嫁いだ守谷慧さんのような、日本を代表する団体や企業にお勤めの方も候補になると思います。家柄、学歴、職歴――その三拍子がそろっていないと、許可はしないでしょう」(同前)
紀子さまがもっとも警戒しているのが、「お相手の家のトラブル」だという。
「圭さんの母親の金銭問題のような、ご実家がトラブルを抱えた女性が皇室に入ることをかなり警戒しています。そのため、身辺調査はかなり念入りに行い、問題がない状態でなければ許可は出さないと思います」(同前)
未来の皇后となられるお相手候補については、宮内庁もリストを作っており、そこから選ばれる可能性もあるという。
これは、眞子さんの結婚の際の騒動を繰り返さないように、という思いからでもあるようだ。
悠仁さまはこれから夏休みを迎える。大学生にとってはさまざまな楽しみが待っている季節だ。悠仁さまのキャンパスライフ、そしてその先に待つ“運命の出会い”–。紀子さまの心配の種は尽きないだろう。
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