先月5日、東京・板橋区の路上で横断歩道を渡っていた88歳の女性を乗用車ではねて死亡させ、そのまま逃走したとして51歳の男が逮捕されました。 ひき逃げなどの疑いで逮捕された板橋区の会社員・牧野利充容疑者(51)は、先月5日の午後1時半すぎ、板橋区の路上で、徒歩で横断歩道を渡っていた近くに住む塩井久美子さん(88)を乗用車ではねて死亡させ、そのまま逃走した疑いがもたれています。 警視庁によりますと、塩井さんは1人で歩いていたところ、牧野容疑者の乗用車にひかれて頭を強く打ち、事故から10日後に死亡しました。 防犯カメラなどの捜査で逮捕に至ったということで、牧野容疑者の乗用車の左前方部分には人とぶつかったような傷があったということです。 取り調べに対し、牧野容疑者は「歩行者にぶつかってはいません」と容疑を否認しています。
世界初・食道がんの「ウイルス治療薬」販売開始 口から直接注射しがん細胞を破壊 保険適用も3回で約930万円「テロメライシン」ってどんな薬?
食道がんをウイルス製剤で治療する、世界初の治療薬が販売開始となりました。
【写真を見る】世界初・食道がんの「ウイルス治療薬」販売開始 口から直接注射しがん細胞を破壊 保険適用も3回で約930万円「テロメライシン」ってどんな薬?
薬事承認を経て21日から販売が始まったのは、食道がんのウイルス製剤「テロメライシン」です。
◆食道がんをウイルスで治療!?「テロメライシン」ってどんな薬?
開発した企業によりますと、「テロメライシン」は風邪などの原因となるアデノウイルスの遺伝子を組み替えたもので、口から入れた内視鏡を通して、がんのある部位に直接注射します。
すると、がん細胞の中だけでウイルスが増殖し、がん細胞を破壊できる仕組みです。
食道がんのウイルス療法は世界で初めてです。
◆半数の患者でがん細胞が消滅
放射線治療との併用が条件で、臨床試験では、ステージII~IIIの食道がん患者に対して、1年後には半数の患者で局所のがん細胞が消滅したという結果が出たということです。
食道がんの患者には高齢者も多く、長時間の手術など標準的な治療が困難なケースがあるということで、治療の新たな選択肢として期待されるといいます。
開発したオンコリスバイオファーマの浦田泰生社長は、患者の生活の質を高めたいとしています。
「食道がんの新しい選択肢を作ったと言える。全く新しい食道がん治療の歴史をつくることができるのではと思う」
◆かかる費用は?保険は?
薬の価格は1瓶あたり約310万円で、3回投与するため、合計で約930万円の費用となります。
保険適用の対象だということです。