先月5日、東京・板橋区の路上で横断歩道を渡っていた88歳の女性を乗用車ではねて死亡させ、そのまま逃走したとして51歳の男が逮捕されました。 ひき逃げなどの疑いで逮捕された板橋区の会社員・牧野利充容疑者(51)は、先月5日の午後1時半すぎ、板橋区の路上で、徒歩で横断歩道を渡っていた近くに住む塩井久美子さん(88)を乗用車ではねて死亡させ、そのまま逃走した疑いがもたれています。 警視庁によりますと、塩井さんは1人で歩いていたところ、牧野容疑者の乗用車にひかれて頭を強く打ち、事故から10日後に死亡しました。 防犯カメラなどの捜査で逮捕に至ったということで、牧野容疑者の乗用車の左前方部分には人とぶつかったような傷があったということです。 取り調べに対し、牧野容疑者は「歩行者にぶつかってはいません」と容疑を否認しています。
1億円だまし取られる 三重の女性がLINEの株式投資広告きっかけに 警察の確認にも当初気づかず
株式投資の広告をきっかけに、三重県内の女性が現金1億円をだまし取られました。
警察によりますと、今年8月、三重県内に住む60代の女性がLINEに表示された株式投資に関する広告にアクセスしたところ、女を名乗るアカウントから株式投資の専門家を名乗る人物などを紹介されました。
女性はこの人物から値上がりする株の情報を教えてもらうなどした上で投資アプリに登録し、指示されるまま9回にわたって、現金合わせて1億円を指定された口座に振り込んだということです。
女性は当初、被害に遭っているという認識がありませんでしたが、投資先の口座から出金しようとしたところ、さらに6000万円の振り込みを求められて不審に思い、被害が発覚したということです。