先月5日、東京・板橋区の路上で横断歩道を渡っていた88歳の女性を乗用車ではねて死亡させ、そのまま逃走したとして51歳の男が逮捕されました。 ひき逃げなどの疑いで逮捕された板橋区の会社員・牧野利充容疑者(51)は、先月5日の午後1時半すぎ、板橋区の路上で、徒歩で横断歩道を渡っていた近くに住む塩井久美子さん(88)を乗用車ではねて死亡させ、そのまま逃走した疑いがもたれています。 警視庁によりますと、塩井さんは1人で歩いていたところ、牧野容疑者の乗用車にひかれて頭を強く打ち、事故から10日後に死亡しました。 防犯カメラなどの捜査で逮捕に至ったということで、牧野容疑者の乗用車の左前方部分には人とぶつかったような傷があったということです。 取り調べに対し、牧野容疑者は「歩行者にぶつかってはいません」と容疑を否認しています。
「シーチキンのLってサイズじゃないの?」実は…はごろもフーズに聞いた「全部マグロだと思ってた!」
「シーチキンってさLとかマイルドとかあっていつもテキトーにLを買ってたんだけど(サイズだと思っていたので)魚の種類ちがうんだって。知ってた?」
【写真】雪印「6Pチーズ」←なんて読む?
Threadsにこんな投稿をしたのは、「あおい殿下」(aoi_review)さんです。さらに魚の種類について解説しました。
「シーチキン→びん長まぐろ シーチキンL→きはだまぐろ シーチキンマイルド→かつお シーチキンEvery→ぶり
なんですってよ?!!!ぶりに関してはだじゃれじゃん」
投稿に集まったコメントを見るとほとんどの人が、Lは塊が大きいと思っていたとか、マイルドは味がマイルドだと思っていたようです。
「えーーーーーー!!!!!!!!!!! 知らなかったーーーー!!!!! Lはてっきりほぐれてなくてでかいんだと思ってました」
「猛スピードで確認に行ったら、我が家は『マイルド』でした。 全部マグロだと思ってたので衝撃!! 表示見たら『カツオ』ってちゃんと書いてた(・_・; 好きだからいいけど)
「結局水煮とオイル漬けの味の違いしかわからない」
なかにはきちんと知った上で使い分けているという人も。あおい殿下さんは、「マイルドがなぜ安いのか疑問で、よくみたらカツオじゃん!と気づいて、他の種類についても調べました」とのことで、シーチキンLがお好きだそう。
シーチキンを製造販売する「はごろもフーズ」によると、1931年に創業した当時は、「びんながまぐろの油漬ツナ2号缶」をアメリカに輸出しており、1958年から日本国内で「シーチキンファンシー」の発売がスタートしたそう。
「『シーチキン』という名前は、蒸した『びんながまぐろ』が味も食感も『とり肉』にそっくりだったことから、『海(Sea)のとり肉(Chicken)』という意味で『シーチキン』と名付けました」とのこと。「シーチキン」は、はごろもフーズの登録商標です。
シーチキンの違いについて、はごろもフーズの担当者さんに詳しく聞きました。
──シーチキンの日本での販売がスタートした当時、反響はどのような感じだったのですか?
発売当時の日本ではツナ缶を食べる習慣がありませんでした。また当時「缶詰」は、開けてそのまま食べるのが一般的でした。そこで、ツナ缶の食べ方・使い方を紹介する販促活動とあわせて、シーチキンをお料理に使うというTVCMを放映しました。この TVCMは消費者に非常に強い印象を与え、TVCMが浸透するにつれてシーチキンの販売も急速に上昇し、シーチキンファンは飛躍的に増加しました。
──1967年にテレビで広告を開始されてから広まったのですね。私も今回の投稿まで、魚の種類で商品名が違うことを知りませんでした。なぜ名前でわかるようになっていないのですか?
発売当時は日本近海で漁獲された「びんながまぐろ」を使っていました。その後、シーチキンの販売量の拡大にともない、「きはだまぐろ」と「かつお」の魚種を追加しました。
シーチキンを安定的にお客様にご提供するため、どの魚種を使った製品でも「シーチキン」として、変わらず便利でおいしくお召し上がりいただくため、調味液を工夫し、魚の特徴が強く出ないような味付けに調整しています。
──なるほど。魚の種類に関係なく全て「シーチキン」なのですね。
パッケージには製品名の「シーチキン」以外に「L」や「マイルド」という表記があります。「L」は「きはだまぐろ」を使った製品で、きはだまぐろは業界でライトミート(Light meat)というので、その頭文字を取り、「シーチキンL」と表記しています。
「マイルド」は、かつおを使った製品で、かつおは魚の風味や旨みが強いのが特徴の魚ですが、調味液でその風味をマイルドにしたという意味で「シーチキンマイルド」と表記しています。実は、製品名をよく見ていただくと、魚の種類がわかるように表記しています。
──あらためて缶を見てみると、「ライトミート まぐろ油漬」などと書いてありますね。念のため伺いますが、エブリーはダジャレなのですか?
いつものシーチキン(Every)・みんなから愛されるシーチキン(Everybody)・どこのお店でも出会えるシーチキン(Everywhere)・毎日の食卓に欠かせないシーチキン(Everyday)、多くのお客様に手に取っていただき、永く愛されるシーチキンの仲間になるように名付けました。
ひと口食べていただくと、いつもの「シーチキン」と変わらない味なので、「え?ぶり?!(のシーチキン)」という反応になるかと思います。その反応も楽しんでいただきたいです。
──なんと!ダジャレ要素もあるんですね(笑)。HPを拝見すると、今回例に上がっていたシーチキン以外にもたくさんの種類があります。
シーチキンは魚の種類だけでなく、魚肉の形状や調味液の種類、容器などにより約40種類(パック品も含めると60種類)販売しています。お客様により「シーチキン」のことを知っていただきたくて、「シーチキン早見表」を制作し、Xのシーチキン食堂公式アカウントやホームページで公開しています。
魚の種類が違ってもどれも「シーチキン」ですが、名称別に特徴を教えてもらいました。おすすめレシピも紹介してもらっています。
・シーチキンファンシー はごろもフーズの最上級のシーチキンです。シーチキンの旨みが楽しめるため、そのまま食べてほしいとのこと。上質な旨みを味わえるメニューがおすすめです。おすすめレシピ→シーチキンのねぎま鍋
・シーチキンL ゴロっと大きめに身をほぐしたタイプで食べ応えがあり、油(調味液)ごと調理に使うことでシーチキンの旨みをたっぷり感じることができます。おすすめレシピ→シーチキンの旨みまるごとおみそ汁
・シーチキンマイルド いろいろな料理と相性がよく、細かくほぐしたタイプなので使いやすい。おすすめレシピ→にんじんしりしりシーチキン
・シーチキンEvery いろいろな料理と相性がよく、細かくほぐしたタイプなので使いやすい。定番のシーチキンマイルドやシーチキンLフレークと同じ使い方ができます。おすすめレシピ→シーチキンEveryのぶり大根風
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・太田 浩子)