先月5日、東京・板橋区の路上で横断歩道を渡っていた88歳の女性を乗用車ではねて死亡させ、そのまま逃走したとして51歳の男が逮捕されました。 ひき逃げなどの疑いで逮捕された板橋区の会社員・牧野利充容疑者(51)は、先月5日の午後1時半すぎ、板橋区の路上で、徒歩で横断歩道を渡っていた近くに住む塩井久美子さん(88)を乗用車ではねて死亡させ、そのまま逃走した疑いがもたれています。 警視庁によりますと、塩井さんは1人で歩いていたところ、牧野容疑者の乗用車にひかれて頭を強く打ち、事故から10日後に死亡しました。 防犯カメラなどの捜査で逮捕に至ったということで、牧野容疑者の乗用車の左前方部分には人とぶつかったような傷があったということです。 取り調べに対し、牧野容疑者は「歩行者にぶつかってはいません」と容疑を否認しています。
「サザエ漁をしていて溺れている」高齢の海女2人が溺れて死亡 福井・坂井市
1日午前、福井県坂井市の沿岸部でサザエ漁を行っていた海女2人が溺れ、病院に搬送されましたがその後、死亡が確認されました。
1日午前8時45分ごろ、福井県坂井市の安島漁港近くの沿岸部で「高齢の女性がサザエ漁をしていて溺れている」と近くに住む人から消防に通報がありました。
消防などによりますと、80代女性と70代女性の2人が意識不明の状態で海から引き上げられたということです。
2人は病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
80代の女性は沖合およそ30メートル、70代の女性は沖合およそ200メートルのところで溺れていたということです。
当時は海女8人で漁をしていて、波や風は穏やかだったということです。
海上保安部が事故の原因や当時の状況を調べています。