先月5日、東京・板橋区の路上で横断歩道を渡っていた88歳の女性を乗用車ではねて死亡させ、そのまま逃走したとして51歳の男が逮捕されました。 ひき逃げなどの疑いで逮捕された板橋区の会社員・牧野利充容疑者(51)は、先月5日の午後1時半すぎ、板橋区の路上で、徒歩で横断歩道を渡っていた近くに住む塩井久美子さん(88)を乗用車ではねて死亡させ、そのまま逃走した疑いがもたれています。 警視庁によりますと、塩井さんは1人で歩いていたところ、牧野容疑者の乗用車にひかれて頭を強く打ち、事故から10日後に死亡しました。 防犯カメラなどの捜査で逮捕に至ったということで、牧野容疑者の乗用車の左前方部分には人とぶつかったような傷があったということです。 取り調べに対し、牧野容疑者は「歩行者にぶつかってはいません」と容疑を否認しています。
JR高輪ゲートウェイ駅付近の“不発弾”を撤去
27日午前、東京・港区にあるJRの駅の近くの工事現場で不発弾のようなものが見つかりましたが、その後撤去されました。
【映像】事件現場の様子
午前10時すぎ、山手線の「高輪ゲートウェイ」駅近くの工事現場で「不発弾らしきものが出てきた」と110番通報がありました。
警視庁などによりますと、作業員が重機でトンネルを掘る作業をしていたところ、地中から長さ約50cm、幅30cmの不発弾のようなものが見つかったということです。
爆発するおそれはなく、その後撤去されたということで、けが人などの情報もありませんでした。
この影響で東海道新幹線は東京駅と品川駅の間の一部で徐行運転を行いましたが、ダイヤの乱れは出ていません。
現場は「高輪ゲートウェイ」駅から北東に400mほど離れた東海道新幹線の高架近くです。(ANNニュース)