先月5日、東京・板橋区の路上で横断歩道を渡っていた88歳の女性を乗用車ではねて死亡させ、そのまま逃走したとして51歳の男が逮捕されました。 ひき逃げなどの疑いで逮捕された板橋区の会社員・牧野利充容疑者(51)は、先月5日の午後1時半すぎ、板橋区の路上で、徒歩で横断歩道を渡っていた近くに住む塩井久美子さん(88)を乗用車ではねて死亡させ、そのまま逃走した疑いがもたれています。 警視庁によりますと、塩井さんは1人で歩いていたところ、牧野容疑者の乗用車にひかれて頭を強く打ち、事故から10日後に死亡しました。 防犯カメラなどの捜査で逮捕に至ったということで、牧野容疑者の乗用車の左前方部分には人とぶつかったような傷があったということです。 取り調べに対し、牧野容疑者は「歩行者にぶつかってはいません」と容疑を否認しています。
日米防衛トップが会談 「日本への侵攻を拒否する力」強化の方向性を確認
小泉防衛大臣は28日、ASEAN(東南アジア諸国連合)や日本、アメリカなどが安全保障問題を話し合う会議に出席するため訪れているフィリピンで、アメリカのヘグセス長官と会談し、日本への侵攻や脅威を拒否する力を日米で共に高めていく方向性を確認しました。
会談で小泉大臣は、年内に予定する安全保障関連3文書の改定に向けた取り組みを説明。「我が国に向けられた侵攻や脅威を拒否する力を強化していく」との決意を伝えました。
小泉大臣は会談後、「日米同盟としても拒否する力を共に高めていくという方向性を確認することができた」と述べました。
防衛費について、アメリカ側から言及があったものの、具体的な金額をめぐるやり取りはなかったと説明し、日本の防衛力整備は日本が主体的に判断していく考えを示しました。
防衛装備品をめぐっては、中距離空対空ミサイル「AMRAAM」の最終組み立てや検査を行う施設を日本国内に設置することで合意したほか、国内外でサイバー攻撃が相次いでいることを踏まえ、サイバー分野での協力・連携を強化することも確認しました。
また、フィリピンとは、海上自衛隊の「あぶくま型護衛艦」のうち、今後数年以内に除籍される見通しの最初の1隻について、できるだけ早い時期の移転を目指して協議を続けるほか、移転前にフィリピン海軍の教育訓練を支援することなどで一致しました。
このほか韓国やインド、ベトナム、シンガポールなどの防衛担当閣僚とも会談した小泉大臣は、一連の会談について「ASEAN各国との関係を一層深めるとともに、同盟国・同志国との防衛協力を様々な分野で、具体的に前進させることができた」と強調しました。