横断歩道渡っていた88歳女性を乗用車ではねて死亡させ逃走か…51歳男を逮捕 東京・板橋区 容疑を否認

先月5日、東京・板橋区の路上で横断歩道を渡っていた88歳の女性を乗用車ではねて死亡させ、そのまま逃走したとして51歳の男が逮捕されました。 ひき逃げなどの疑いで逮捕された板橋区の会社員・牧野利充容疑者(51)は、先月5日の午後1時半すぎ、板橋区の路上で、徒歩で横断歩道を渡っていた近くに住む塩井久美子さん(88)を乗用車ではねて死亡させ、そのまま逃走した疑いがもたれています。 警視庁によりますと、塩井さんは1人で歩いていたところ、牧野容疑者の乗用車にひかれて頭を強く打ち、事故から10日後に死亡しました。 防犯カメラなどの捜査で逮捕に至ったということで、牧野容疑者の乗用車の左前方部分には人とぶつかったような傷があったということです。 取り調べに対し、牧野容疑者は「歩行者にぶつかってはいません」と容疑を否認しています。

東大阪大が留学生入試で不正、仲介会社が紹介の受験生を優遇し合格させる…第三者委が調査

東大阪大(大阪府東大阪市)が、短期大学部介護福祉学科の2025年度の留学生入学試験で、仲介会社から紹介された受験生を優遇して合格させていたことが、同大学の第三者委員会の調査でわかった。
第三者委は「差別的な取り扱いで、公正とは認められない」とし、この影響で不合格となった2人について「遡って合格を検討すべきだ」と指摘している。
同大学は13日、文部科学省に調査報告書を提出し、17日、ホームページで公表した。報告書によると、同大学を運営する学校法人「村上学園」は、仲介会社と入学希望者の紹介に関するコンサルティング契約を締結。学科長が同社紹介の外国人と、募集要項に記載がない入試前の面談を行い、学費の支払い能力などを確認していた。
入試は昨年10月~今年3月に計6回行われた。1月の試験では39人が出願。同大学は100点満点中60点以上の27人を合格とした一方、50点以上60点未満の8人については、同社紹介の6人を優先して合格、残る2人を不合格とした。
7月に情報提供を受けた文科省が同大学に事実関係の報告を要求。同大学の回答内容が不十分だとして、第三者委の設置を求め、9月から弁護士3人が調査していた。
同大学の中村光男学長は取材に対し、「文科省と今後の対応を協議し、しかるべきタイミングで取材に応じる」と語った。仲介会社は「担当者がいない」とし、取材に応じなかった。