横断歩道渡っていた88歳女性を乗用車ではねて死亡させ逃走か…51歳男を逮捕 東京・板橋区 容疑を否認

先月5日、東京・板橋区の路上で横断歩道を渡っていた88歳の女性を乗用車ではねて死亡させ、そのまま逃走したとして51歳の男が逮捕されました。 ひき逃げなどの疑いで逮捕された板橋区の会社員・牧野利充容疑者(51)は、先月5日の午後1時半すぎ、板橋区の路上で、徒歩で横断歩道を渡っていた近くに住む塩井久美子さん(88)を乗用車ではねて死亡させ、そのまま逃走した疑いがもたれています。 警視庁によりますと、塩井さんは1人で歩いていたところ、牧野容疑者の乗用車にひかれて頭を強く打ち、事故から10日後に死亡しました。 防犯カメラなどの捜査で逮捕に至ったということで、牧野容疑者の乗用車の左前方部分には人とぶつかったような傷があったということです。 取り調べに対し、牧野容疑者は「歩行者にぶつかってはいません」と容疑を否認しています。

5日火曜は関東中心に40℃以上続出か 過去経験した事がない酷暑の原因は元台風8号

連日、危険な暑さが続いていますが、今週前半が酷暑のピークとなりそうです。特に、5日(火)は関東を中心に40℃以上が続出する予想。過去、一日に40℃以上観測地点の最多は6地点ですが、これを上回る可能性があります。暑さも災害です。過去経験した事がない酷暑となるおそれがあるため、熱中症など一層の警戒が必要です。
今日3日(日)も危険な暑さ 観測史上1位の所も

連日、危険な暑さが続いています。昨日2日(土)まで4日連続で日本国内のどこかで40℃以上となり過去最長タイ記録なっていましたが、今日3日(日)は40℃以上の地点はありませんでした。

それでも39℃台が6地点、35℃以上の猛暑日は318地点と今年2度目の300地点超えとなり、過去2番目の多さとなりました(現在の統計方法となった2010年以降:過去最多は2025年7月29日の322地点)。全国で一番上がったのは、徳島県美馬市(穴吹)39.3℃と観測史上1位。岐阜県揖斐川町と広島県安芸太田町加計39.2℃、山梨県甲府市39.1℃、長野県上田市と岐阜県美濃加茂市39.0℃と、体温越えの危険な暑さとなりました。岩手県盛岡市37.2℃(観測史上1位タイ)や神奈川県海老名市38.9℃(観測史上1位)など、東北~中国・四国にかけて、14地点で観測史上1位や1位タイ記録となりました。東京都心も36.1℃と、2日連続の猛暑日となりました。※3日16時までの速報値
酷暑のピークは5日(火)頃 関東中心に40℃超え続出か

今週も危険な暑さが続く見込みです。特に、5日(火)は関東を中心に最高気温40℃以上が続出する可能性があります。原因は元台風8号です。九州の西にある熱帯低気圧は元台風8号で、5日(火)に北日本を通過する見込みです。北日本では警報級の大雨に警戒が必要な一方、元台風8号が持ち込む熱帯育ちの空気やフェーン現象の影響などで、関東を中心に40℃以上が続出する可能性があります。一日に40℃以上を観測した地点の最多は、これまで6地点(2024年7月29日・2022年7月1日)ですが、これを上回る過去経験したことがない酷暑となるおそれがあるため、熱中症など一層の警戒が必要です。
7日(木)以降 猛烈な暑さ収まるも湿度アップ 引き続き熱中症に注意

6日(木)からは前線や低気圧の影響で次第に雨が降り、7日(木)以降は猛烈な暑さは収まるでしょう。猛暑日(最高気温35℃以上)地点はグッと少なりそうです。最高気温は関東甲信から九州では32℃前後の所が多くなる見込みです。猛烈な暑さは収まりますが、湿気が多く、蒸し暑いでしょう。引き続き熱中症にご注意ください。