横断歩道渡っていた88歳女性を乗用車ではねて死亡させ逃走か…51歳男を逮捕 東京・板橋区 容疑を否認

先月5日、東京・板橋区の路上で横断歩道を渡っていた88歳の女性を乗用車ではねて死亡させ、そのまま逃走したとして51歳の男が逮捕されました。 ひき逃げなどの疑いで逮捕された板橋区の会社員・牧野利充容疑者(51)は、先月5日の午後1時半すぎ、板橋区の路上で、徒歩で横断歩道を渡っていた近くに住む塩井久美子さん(88)を乗用車ではねて死亡させ、そのまま逃走した疑いがもたれています。 警視庁によりますと、塩井さんは1人で歩いていたところ、牧野容疑者の乗用車にひかれて頭を強く打ち、事故から10日後に死亡しました。 防犯カメラなどの捜査で逮捕に至ったということで、牧野容疑者の乗用車の左前方部分には人とぶつかったような傷があったということです。 取り調べに対し、牧野容疑者は「歩行者にぶつかってはいません」と容疑を否認しています。

サウナ火事 ドアノブ外れ“閉じ込め”か 個室サウナの安全対策は?

東京・赤坂の個室サウナで起きた火事で、30代の夫婦が亡くなりました。2人が倒れていたサウナ室はドアノブが外れていて、閉じ込められた可能性があることがわかりました。個室サウナの安全対策を取材しました。■都内で美容院を経営する夫と妻が亡くなる火事が起きたとみられるサウナ室は、上段下段と分かれていて、広さは2.5畳。亡くなった2人は、サウナ室に閉じ込められていた可能性があります。会員制の高級個室サウナで起きた火事。建物全てがサウナ施設となっていて、どの部屋も完全個室。料金は、最高月額39万円で、「大人の隠れ家」とうたっています。

火事があったのは15日正午ごろ。3階の一室です。警視庁によると、当時部屋にはカギがかかっていて、消防隊は合鍵で中へ。部屋には煙があがっていて、サウナ室を確認すると出入り口付近で男女2人が倒れているのを発見。サウナ室の座るところと背もたれが燃えていたといいます。亡くなったのは、都内で美容院を経営する松田政也さん(36)と妻の陽子さん(37)。施設を利用するのは、初めてだったそうです。■サウナ室に閉じ込められていた可能性サウナ室の入り口は透明なガラス戸になっていて、木製のドアノブが付いています。捜査関係者によると、当時、このドアノブが内側も外側も外れた状態で落ちていたことが、新たにわかりました。つまり、松田さん夫妻はドアを開けられなくなり、サウナ室に閉じ込められていた可能性があるということ。室内からは、非常用のボタンを押そうとした形跡や、燃えたタオルも見つかっています。煙で、外の火災報知機を作動させようとしたのでしょうか。■個室サウナの安全性 ほかの施設は?そもそも、個室サウナの安全性は、どう確保されているのか? 個室サウナやヘッドスパなどが楽しめる施設を取材しました。──どう安全性を確保?ととのい整作所 藤津有麻副店長「火災になった場合、上に(火災)報知器。150度の温度を感知したら火災とみなして火災警報が鳴る。掃除の時、サウナ室に何か残っていないか、ストーブの上にないか徹底」サウナ室内には非常ボタンも設置。通知があれば、すぐに警備員が駆けつけ、消防に通報が行く形になっているといいます。ととのい整作所 藤津有麻副店長「(ニュースのあと)『部屋には非常ボタンがあるのか』問い合わせはあった」さらに、この施設のサウナ室の扉は…。記者「木製の板の部分を押すと開くタイプ」ととのい整作所 藤津有麻副店長「どこのサウナ施設も、だいたいこの感じ」──ドアノブは見たことある?ととのい整作所 藤津有麻副店長「ドアノブは見たことない」■施工メーカー「普通はドアノブ付けない」今回、火事が起きた施設で使われていたドアノブの扉。なぜ外れてしまったのかは、まだわかっていませんが、サウナの施工会社に聞くと、そもそも…。サウナ施工メーカー アクアエンタープライズ 重隆文代表取締役「普通、サウナの扉はいわゆるドアノブとか付けない。押し板で押して出る。出たい時にいつでも出られる、そういう扉じゃないとダメ」一般的なサウナは、素早く出入りできるよう押し引きして開閉する扉が多いと話します。もし、ドアノブだった場合。サウナ施工メーカー アクアエンタープライズ 重隆文代表取締役「ドアノブがあるということは、必ずラッチが付いている。これが壊れて開かなくなると逃げられない」今回、火事があったサウナ室の扉にもラッチが付いていました。サウナ施工メーカー アクアエンタープライズ 重隆文代表取締役「お客さん側の目線で安全性を考えているかどうか」 ◇警視庁は、ドアの開閉や非常用のシステムに問題がなかったのかを捜査するとともに、出火の原因を調べています。
東京・赤坂の個室サウナで起きた火事で、30代の夫婦が亡くなりました。2人が倒れていたサウナ室はドアノブが外れていて、閉じ込められた可能性があることがわかりました。個室サウナの安全対策を取材しました。
火事が起きたとみられるサウナ室は、上段下段と分かれていて、広さは2.5畳。亡くなった2人は、サウナ室に閉じ込められていた可能性があります。
会員制の高級個室サウナで起きた火事。建物全てがサウナ施設となっていて、どの部屋も完全個室。料金は、最高月額39万円で、「大人の隠れ家」とうたっています。
火事があったのは15日正午ごろ。3階の一室です。警視庁によると、当時部屋にはカギがかかっていて、消防隊は合鍵で中へ。
部屋には煙があがっていて、サウナ室を確認すると出入り口付近で男女2人が倒れているのを発見。サウナ室の座るところと背もたれが燃えていたといいます。
亡くなったのは、都内で美容院を経営する松田政也さん(36)と妻の陽子さん(37)。施設を利用するのは、初めてだったそうです。
サウナ室の入り口は透明なガラス戸になっていて、木製のドアノブが付いています。
捜査関係者によると、当時、このドアノブが内側も外側も外れた状態で落ちていたことが、新たにわかりました。
つまり、松田さん夫妻はドアを開けられなくなり、サウナ室に閉じ込められていた可能性があるということ。
室内からは、非常用のボタンを押そうとした形跡や、燃えたタオルも見つかっています。煙で、外の火災報知機を作動させようとしたのでしょうか。
そもそも、個室サウナの安全性は、どう確保されているのか? 個室サウナやヘッドスパなどが楽しめる施設を取材しました。
──どう安全性を確保?
ととのい整作所 藤津有麻副店長「火災になった場合、上に(火災)報知器。150度の温度を感知したら火災とみなして火災警報が鳴る。掃除の時、サウナ室に何か残っていないか、ストーブの上にないか徹底」
サウナ室内には非常ボタンも設置。通知があれば、すぐに警備員が駆けつけ、消防に通報が行く形になっているといいます。
ととのい整作所 藤津有麻副店長「(ニュースのあと)『部屋には非常ボタンがあるのか』問い合わせはあった」
さらに、この施設のサウナ室の扉は…。
記者「木製の板の部分を押すと開くタイプ」
ととのい整作所 藤津有麻副店長「どこのサウナ施設も、だいたいこの感じ」
──ドアノブは見たことある?
ととのい整作所 藤津有麻副店長「ドアノブは見たことない」
今回、火事が起きた施設で使われていたドアノブの扉。なぜ外れてしまったのかは、まだわかっていませんが、サウナの施工会社に聞くと、そもそも…。
サウナ施工メーカー アクアエンタープライズ 重隆文代表取締役「普通、サウナの扉はいわゆるドアノブとか付けない。押し板で押して出る。出たい時にいつでも出られる、そういう扉じゃないとダメ」
一般的なサウナは、素早く出入りできるよう押し引きして開閉する扉が多いと話します。
もし、ドアノブだった場合。
サウナ施工メーカー アクアエンタープライズ 重隆文代表取締役「ドアノブがあるということは、必ずラッチが付いている。これが壊れて開かなくなると逃げられない」
今回、火事があったサウナ室の扉にもラッチが付いていました。
サウナ施工メーカー アクアエンタープライズ 重隆文代表取締役「お客さん側の目線で安全性を考えているかどうか」