横断歩道渡っていた88歳女性を乗用車ではねて死亡させ逃走か…51歳男を逮捕 東京・板橋区 容疑を否認

先月5日、東京・板橋区の路上で横断歩道を渡っていた88歳の女性を乗用車ではねて死亡させ、そのまま逃走したとして51歳の男が逮捕されました。 ひき逃げなどの疑いで逮捕された板橋区の会社員・牧野利充容疑者(51)は、先月5日の午後1時半すぎ、板橋区の路上で、徒歩で横断歩道を渡っていた近くに住む塩井久美子さん(88)を乗用車ではねて死亡させ、そのまま逃走した疑いがもたれています。 警視庁によりますと、塩井さんは1人で歩いていたところ、牧野容疑者の乗用車にひかれて頭を強く打ち、事故から10日後に死亡しました。 防犯カメラなどの捜査で逮捕に至ったということで、牧野容疑者の乗用車の左前方部分には人とぶつかったような傷があったということです。 取り調べに対し、牧野容疑者は「歩行者にぶつかってはいません」と容疑を否認しています。

自販機ペットボトル「200円時代」10月も値上げの波でマイボトル市場拡大や各社自販機“サブスク”などお得なサービスも

秋の値上げラッシュで、ついに自動販売機のペットボトル飲料が1本200円の大台に突入です。
帝国データバンクによりますと、10月の食品値上げは半年ぶりに3000品目を超える見込み。最も多いのは飲料類の2200品目以上で、中には1本200円を超えるペットボトルもあります。
街では「(1本200円は)高いと感じます。なかなか手が出せなくなってくるかも」「安いところの自販機があればそこで買う」などの声が聞かれました。
自販機などの指標価格となる希望小売価格は、500mLの「コカ・コーラ」が現在の税抜き180円から200円にアップ。税込みで216円に値上げされます。
アサヒ飲料も10月出荷分の商品から4%から25%ほど値上げし、三ツ矢サイダーは216円にアップ。他にも、キリンビバレッジの「午後の紅茶」や「サントリー天然水」が200円台に値上げされます。
ペットボトル1本200円時代を迎える中、都内の格安スーパーはというと…。
マルヤス・松井順子代表:このあたりですね、こちらは賞味期限が近づいてしまったもの。当店に関しましては、ワケありの商品を扱っているので値上げの波は遅れてくる。
この店では、賞味期限が近いものや切れてしまったもの、また、在庫が多いものなどを格安で販売。価格は500mLのペットボトル飲料が100円近くで、缶のコカ・コーラは約60円。こうした格安ドリンクを箱買いする人も多いといいます。
また、ペットボトル飲料の高騰により注目度がアップしているのがマイボトルです。
街では「ペットボトル買うよりかは自分で持っていった方が節約になる」「安くなるし、ゴミ出ないし、かわいい」などの声が聞かれました。
都内の雑貨店では、マイボトル市場の拡大傾向を実感していました。
ハンズ広報部・青木玲さん:ペットボトルの値上げもあり、需要が高まっています。去年に比べて1.2倍ほどの売れ行きです。
コンパクトで軽いものや、飲み口にストローがついたものなど、多種多様なマイボトルがずらり。
気になる売れ筋は?
ハンズ広報部・青木玲さん:これは底が外れるようになっているので、中までしっかり洗うことができて衛生的なタイプ。これからは保温性の高いものですとか、(コーヒー・紅茶など)香りを楽しめるようなものが人気になっていくかと思う。
一方、各大手飲料メーカーでは、お得なサービスを展開しています。
コカ・コーラや伊藤園は自販機のサブスクを取り入れ、最大限活用すると1本あたり110円とかなりお得。
また、サントリーはキャッシュレスアプリをダウンロードすることで、対応自販機の中から3本無料になるキャンペーンを実施しています。
いよいよ訪れるペットボトル飲料の1本200円時代。お得なサービスやマイボトルをうまく活用して、より賢い節約生活を送る消費者が増えていきそうです。