先月5日、東京・板橋区の路上で横断歩道を渡っていた88歳の女性を乗用車ではねて死亡させ、そのまま逃走したとして51歳の男が逮捕されました。 ひき逃げなどの疑いで逮捕された板橋区の会社員・牧野利充容疑者(51)は、先月5日の午後1時半すぎ、板橋区の路上で、徒歩で横断歩道を渡っていた近くに住む塩井久美子さん(88)を乗用車ではねて死亡させ、そのまま逃走した疑いがもたれています。 警視庁によりますと、塩井さんは1人で歩いていたところ、牧野容疑者の乗用車にひかれて頭を強く打ち、事故から10日後に死亡しました。 防犯カメラなどの捜査で逮捕に至ったということで、牧野容疑者の乗用車の左前方部分には人とぶつかったような傷があったということです。 取り調べに対し、牧野容疑者は「歩行者にぶつかってはいません」と容疑を否認しています。
石破首相、大統領令修正を求めていく考え トランプ関税15%スタート
トランプ政権による日本への15%の相互関税が発動されました。ただ、合意内容の認識に食い違いもみられ、日本政府も確認の必要性に迫られています。
一方、石破首相は大統領令を直ちに修正するよう強く求めていく考えを強調しました。
石破首相:適応が開始された大統領令を修正する措置を直ちに取るよう、米側に強く求めているところであります。
石破首相は、訪米中の赤沢経済再生相がアメリカ側と相互関税に関する合意内容を改めて確認したと明らかにしたうえで、「日米間に齟齬がないことは米側と確認をしている」との認識を示しました。
そのうえで、従来から関税率が15%以上の品目には関税の上乗せはしないとの合意がアメリカの大統領令などに反映されていないことから、「必要な措置をアメリカ側に対して強く求める」と強調しました。