横断歩道渡っていた88歳女性を乗用車ではねて死亡させ逃走か…51歳男を逮捕 東京・板橋区 容疑を否認

先月5日、東京・板橋区の路上で横断歩道を渡っていた88歳の女性を乗用車ではねて死亡させ、そのまま逃走したとして51歳の男が逮捕されました。 ひき逃げなどの疑いで逮捕された板橋区の会社員・牧野利充容疑者(51)は、先月5日の午後1時半すぎ、板橋区の路上で、徒歩で横断歩道を渡っていた近くに住む塩井久美子さん(88)を乗用車ではねて死亡させ、そのまま逃走した疑いがもたれています。 警視庁によりますと、塩井さんは1人で歩いていたところ、牧野容疑者の乗用車にひかれて頭を強く打ち、事故から10日後に死亡しました。 防犯カメラなどの捜査で逮捕に至ったということで、牧野容疑者の乗用車の左前方部分には人とぶつかったような傷があったということです。 取り調べに対し、牧野容疑者は「歩行者にぶつかってはいません」と容疑を否認しています。

日銀物価上昇率「2%に到達」14年目で初の実現 11月の食品値上げ1500品目

11月からの値上げ…その数およそ1500品目に。マヨネーズは1本が50円近く値上がりし565円になります。
新鮮市場東本郷店 飯田智成店長「これだけ上がってしまうと…もう手に負えない」
こうした物価上昇について、日銀が一つの判断を示しました。
日本銀行 植田和男総裁「2%に基調物価の意味で達した。そこを目指してきたという面では一つの節目である」
2%をめざしたのは13年前。
日本銀行 黒田東彦総裁(当時)2013年「これまでとは次元の違う金融緩和」
2年で物価を2%上げるため、異次元の金融緩和を導入。物価は上がらず、賃金も伸びないデフレ経済からの脱却をはかりました。
当時、日銀で物価分析のトップを務めていた前田氏は…
ちばぎん総合研究所 前田栄治元日銀理事「(日銀総裁に)黒田さんが来て、2年で2%を実現すると言って、なかなか難しいなと、担当としては思ったわけだけど」
物価はなかなか上がらず、消費増税の時を除いて低迷続き。局面を変えたのは…
ロシアによるウクライナ侵攻や中東情勢の悪化で、エネルギー価格が上昇。さらに異次元緩和が歴史的な円安を招き、物価上昇に拍車をかけました。
街の人「今一番、車が欲しいですが、ガソリンも高いですし、躊躇していますね」
こうしたなか、人手不足を背景に、春闘では3年連続の5%の賃上げが実現。物価と賃金が互いに上昇していく姿は見えてきています。
ちばぎん総合研究所 前田栄治元日銀理事「日本にとって良い状態というのが、一つ訪れたのかなと」
ただ、今後は物価上昇が経済にとってリスクになる、新たな局面が訪れていると指摘します。
ちばぎん総合研究所 前田栄治元日銀理事「これまででも人々の体感インフレは2%以上あった。(基調的な物価上昇率が)突き抜けて2%が3%になるようになると、それ以上に高いことになると、国民生活にとって大変大事なこと。2%を突き抜けていくということは極力回避しなくちゃいけない」
物価上昇を2%程度でコントロールし、いかに上振れを防ぐか。“物価の番人”の舵取りの見せ場はこれからです。