横断歩道渡っていた88歳女性を乗用車ではねて死亡させ逃走か…51歳男を逮捕 東京・板橋区 容疑を否認

先月5日、東京・板橋区の路上で横断歩道を渡っていた88歳の女性を乗用車ではねて死亡させ、そのまま逃走したとして51歳の男が逮捕されました。 ひき逃げなどの疑いで逮捕された板橋区の会社員・牧野利充容疑者(51)は、先月5日の午後1時半すぎ、板橋区の路上で、徒歩で横断歩道を渡っていた近くに住む塩井久美子さん(88)を乗用車ではねて死亡させ、そのまま逃走した疑いがもたれています。 警視庁によりますと、塩井さんは1人で歩いていたところ、牧野容疑者の乗用車にひかれて頭を強く打ち、事故から10日後に死亡しました。 防犯カメラなどの捜査で逮捕に至ったということで、牧野容疑者の乗用車の左前方部分には人とぶつかったような傷があったということです。 取り調べに対し、牧野容疑者は「歩行者にぶつかってはいません」と容疑を否認しています。

馬毛島基地工事現場で作業員が両手の指を切断する事故 鹿児島

鹿児島県に入った連絡によりますと、きょう13日、馬毛島の基地整備の工事現場で、作業員が両手の指を複数切断する事故がありました。
県や九州地方整備局によりますと、事故があったのは馬毛島の滑走路工事現場です。
13日午前9時ごろ仮設ハウスの移設作業完了後に、クレーン後部のドラムに巻かれたワイヤーを巻きなおしていた作業員3人のうち、30代の男性作業員が両手の指を挟み、指を複数、切断したということです。
男性作業員は種子島の病院に運ばれましたが、意識はあるということです。
馬毛島の基地整備に伴う工事では、先月も作業船と漁船が衝突する事故があったばかりです。県は国に対し再発防止を申し入れていた中で、また事故が起きたことになります。
県は国に対し改めて、工事の安全確保に万全を期すとともに、工事関係者にも再度、周知徹底するよう申し入れたということです。