「もう無理、別れよう」プレゼントを頑張ったのにフラれた“地獄のホワイトデー”

バレンタインデーが終わり、3月になるとホワイトデーだ。ここ数年、「バレンタインはオワコン」「バレンタインはめんどくさい」などという声も多く、職場などでは義理チョコが廃止されることもしばしば。 とはいえ、恋人同士においては、バレンタインデーに本命チョコをあげて、ホワイトデーにお返しをもらう文化はなくなってはいない。
◆ホワイトデーに期待しすぎて…
「ホワイトデーに期待しすぎると4月に寂しい思いをしてしまう可能性もありますよ、私のように……」と自虐的に笑うのは、華さん(27歳・仮名)だ。
彼女は去年、2歳年下の彼氏と付き合っていたが、ホワイトデー直後にフラれてしまったという悲しい経験を持つ。
「お互いにお酒が好きで、よく行く居酒屋で出会いました。仕事も2人ともアパレル関係だったので、気が合ったんですよね」
本来、年下は好みではなく恋愛対象外だったそうだが、彼の場合は例外で「気にならなかった」そうだ。
「お会計もスマートに払ってくれるし、2軒目とか安いところでは私がおごるくらい。だから、彼には期待しすぎちゃったんですよね……」
◆バレンタインで頑張ったのに…
2人が付き合って初めてのバレンタイン。華さんは、彼が欲しがっていた1万円以上する香水とチョコレート、さらにカジュアルなフレンチのコースをご馳走した。
「私は結構、記念日に力を入れるタイプなので。それにバレンタイン頑張ったら、ホワイトデーは倍返しなイメージあるじゃないですか? だから、ちょっと頑張りました」
ところが、ホワイトデーのお返しは華さんが好きなブランドのポーチと、2人が出会ったきっかけの居酒屋でいつも通りおごってくれるだけだった。
「あっさりしていたぶん、“もしかしたら帰ってからサプライズがあるかも”と期待したけど、まさかの何もなし。いや、ポーチは嬉しかったけど、あまりに普通で味気ない。ついつい彼にツッコんでしまったんです」
◆彼氏から「無理、別れよう」
“来年はもう少し頑張って欲しい”の意味も込めて、正直に「少し期待はずれだった」ことや、友人の彼氏がやったホワイトデーのサプライズ、華さんの元カレがしてくれたことなどを話したという。すると–。
「急に黙って『だったらそういう人を選べばいいじゃん』といって帰ってしまったんです。そして『もう無理、別れよう』とだけLINEがきて、あっけなく終わってしまいました」
華さんとしては別れるつもりはなく「若くて何も知らない彼を育てていきたい」という意味合いもあったようだが、完全に裏目に出てしまった。
◆お返しを「もらえるだけマシ」
一方で、瑠奈さん(31歳・仮名)は「もらえるだけまだいいじゃないですか」とうつむく。
彼女は、ホワイトデー前に彼氏と大喧嘩をしてしまい、気の毒なことにフラレてしまったそうだ。
「なんと、彼が家にほかの女を連れ込んでいたんです。なんでわかったかというと、トイレットペーパー。いつもはぐしゃぐしゃなのに、キチンと三角に折られていて」
彼を問い詰めたところ、“後輩とその彼女が遊びに来た”と言い訳したそうだが、瑠奈さんは納得できず、さらに問い詰めてしまった。
「最初は謝っていた彼も面倒くさくなったのか『もう帰れよ』とか言い出して。それでそのまま『距離をおこうか』というLINEが送られてきて終了です」
◆高いプレゼントをあげたのに…
瑠奈さんは別れたことで、なによりも悔やんでいるのは、ホワイトデーのプレゼントをもらいそこねたことだという。
「私は彼に5000円くらいするチョコと、4万円もするブランド物のネクタイをあげたんです。私の誕生日が4月頭なこともあって、ホワイトデーと誕生日プレゼントで、7万円の指輪を買ってくれる約束でした。それもあって、あんな高いネクタイを頑張って買ったのに……正直、悔しいです」
男女のイベントでは、予算も含めてそれぞれの価値観が出るもの。場合によっては思わぬ結果になってしまうこともあるのだ。
<取材・文/吉沢さりぃ>