17日、北海道の知床半島で男性の遺体が見つかりました。警察は、4月に起きた観光船沈没事故の行方不明者の可能性もあるとみて、身元の確認を進めています。
17日午前11時半ごろ、知床岬近くで沈没事故の遺留品を探していたボランティアグループが遺体を見つけました。遺体は、男性で黒っぽいズボンを身に着け、一部白骨化していました。また、別の場所では、人か動物かわからない2つの骨も見つかりました。
発見したボランティア 桜井憲二さん「ギリギリだった。このあともまた台風が来るので、きょう見つけられなかったら、もう見つからなかったかもしれない」
警察は観光船事故の行方不明者の可能性もあるとみて、身元の確認を進めています。
事故では18人が死亡、8人が行方不明になっています。