さいたま市は、新型コロナに感染し、自宅で療養していた10代の女子学生が死亡していたと発表しました。女性は1人暮らしで、基礎疾患はなく、ワクチンの接種歴はありませんでした。
さいたま市によりますと、死亡した女性は先月12日に発症したとみられていて、翌13日、県内の医療機関を受診し、新型コロナの陽性が判明しました。このとき、37.9度の発熱やのどの痛みなどがあったということですが、女性は自宅療養を開始。16日には、県の自宅療養センターに「症状が改善した」と説明していたということです。
17日までは新型コロナ感染者の情報を管理・把握するシステムの「HER-SYS」で体温などの登録が確認できていましたが、18日以降は登録が確認できなかったということです。
19日に家族が女性と連絡が取れないことから119番通報し、自宅を訪れたところ、倒れている女性を発見。その後、死亡が確認されました。死亡したのは、9月17日とみられるということです。
市によりますと、女性に基礎疾患はなく、ワクチンの接種歴はありませんでした。