空き巣300件、同じ賃貸会社のマンションばかり狙う宮本芳宏容疑者

大阪府警は8日、同じ賃貸会社のマンションばかりを狙って空き巣を繰り返していたとして、
大阪市中央区瓦屋町1丁目の無職宮本芳宏容疑者(34)=窃盗罪などで公判中=を
窃盗容疑などで大阪地検に追送検したと発表した。宮本容疑者は工具を使って15秒ほどで
鍵を開けていたといい、府警の調べに対し「ドアの構造が似ていて早く開けやすかった」と話しているという。

捜査3課によると、宮本容疑者は2006年7月~09年12月、大阪府と兵庫県の
同じ賃貸会社のマンションで空き巣を繰り返し、府警はこのうち300件
(被害総額約3400万円)の被害を確認。うち計8件(同約340万円)で起訴された。