橋下徹氏 母娘刺傷容疑の中3少女に「家庭内の状況、事情をしっかり聞く必要がある」

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が22日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。東京都渋谷区の路上で20日夜に母親(53)と娘(19)を刃物で刺したとして、警視庁が埼玉県戸田市に住む市立中学3年の生徒(15)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕したことについてコメントした。
少女は、容疑を認め「死刑になりたいと思い、たまたま見つけた2人を刺した。自分の母親を殺す予行練習をしようと思った」と供述している。2人と少女は面識がなく、経緯を調べている。
橋下氏は「詳しいことはこれからになるんでしょうけど、異常性というのは際立ってますよね。精神的に何か異常さがあったのかは、これから鑑定すると思います。ただ単なる素行不良の延長とは思えないので、母親を殺したいからその試しでやったということであれば、相当、家庭内にいろんな問題があったのか。もちろん被害者の方は、許しがたい事件なんですけど、15歳の少女ということでもあるので、生まれてから今に至るまでの話を聞いて、家庭内の状況、事情というものもしっかり聞く必要があると思います」と自身の見解を述べた。
そして、「僕ら大人が“そんなことくらいで”とか、“そんなこと問題になるの”って思うようなことでも15歳という年齢においては、本当に深刻な問題になっている、また親子関係というものも非常に複雑だということもありますので、しっかり話を聞いてそこからスタートになりますよね」と話した。