人気ゲーム機「プレイステーション5」の偽の販売サイトを通じて現金を盗んだとして、中国籍の夫婦が逮捕されました。 窃盗の疑いで逮捕された中国籍の孫崇斌容疑者(33)と妻の毛薪涵容疑者(32)は、他の人物と共謀して2022年10月、他人名義のキャッシュカードを使って、大阪市内のコンビニのATM機から、現金6万7000円を引き出して盗んだ疑いがもたれています。
警察は、2人の認否を明らかにしていません。
警察によりますと、愛知県岡崎市に住む男性(47)が検索サイトの上位に表示される、いわゆる「リスティング広告」を使った販売サイトで、「プレイステーション5」を注文したところ、指定口座に現金を振り込んだにも関わらず、商品が届かないことから事件が発覚しました。
同様の手口による被害は、県内外で少なくとも3000万円ほどにのぼるとみられるということです。
警察は、2人とは別の人物が「リスティング広告」を悪用したサイトを運営していたとみて、実態の解明を進めています。