物価や光熱費の高騰、それでも賃金は上がらない現状などによって、以前より生活が苦しく感じる人も多いのではないでしょうか。
All About編集部では、3月30日~4月7日にかけて「毎月の支出額・内訳」に関するアンケートを実施しました。今回は、その調査結果を基にリアルな生活収支の実態を紹介します。自分の収支状況・内訳と比較するなど、参考にしてみてください。
31歳、世帯年収390万円の4人家族「貯金まで手が回らない」今回は、宮城県東松島市に住む、31歳男性世帯の生活実態です。
子どもが2人の4人家族で、夫の年収300万円、妻の年収が90万円。現在の生活について、「物価高騰や会社の経営難による収入減が影響し貯金まで手が回らなくなってきており、より高収入の得られる職場への転職を考えている」とコメントしました。
家賃や食費、光熱費など、リアルな収支状況とやりくりのポイントは?■宮城県東松島市、31歳男性世帯の場合年収:夫300万円、妻90万円住宅ローン:7万5000円間取り:4LDK(一軒家)食費:4万円交際費:2万円電気代:1万円ガス代:5000円水道代(2カ月での請求額):5000円通信費:1万5000円車(ガソリン代、駐車場代、その他維持費など):1万円その他:各種保険料2万円
今後については、「子ども達が成人・自立するまでたくさんの思い出作りや経験を積ませ、不自由・貧しい生活は送らせないようにしたいと思っている」と話します。
家計のやりくりのポイントを聞くと、「家計簿管理を徹底し、無駄な支出の削減に努めている。最近の電気代高騰に対しては自宅内では厚着で過ごし暖房代の節約を行っている」と教えてくれました。