顕著な大雪に関する情報が、石川県に続き、23日午後に山形県にも発表された。
最強寒波の影響で、普段あまり雪が降らない四国などでも大雪となり、混乱が広がっている。
23日朝の四国・徳島市。横殴りの大粒の雪が降り、一夜にして、雪国のような街並みに変わった。
通勤時間帯には、スキーのストックを手に、歩く男性の姿もあった。
徳島駅前の阿波踊り像も、雪をかぶり真っ白に。
徳島市などに大雪警報が発表されたのは、5年ぶり。
今シーズン最強のクリスマス寒波が列島を襲い、普段はあまり雪が積もらない西日本の平野部でも、雪が積もった。
南国・高知市も、記録的な大雪となった。
高知市では、観測史上1位となる積雪14cmを観測した。
街の人「これはちょっと初めてですね。高知で生まれ育ったけど」
慣れない大雪に、各地で混乱が発生。トラックが立ち往生し、長い渋滞の列ができている。
九州も厳しい寒さとなり、各地に雪が降った。
信号待ちの車の屋根に雪が積もっていたのは、23日朝の福岡・久留米市。
佐賀・神埼市では、雪の中、餌を探して歩く、子どものイノシシの姿が見られた。
熊本・水俣市では、午前7時前、「路面凍結で車が立ち往生している」との通報があった。
鹿児島県との県境に近い国道268号線で、一時最大およそ50台が立ち往生。
スリップして動けなくなったというトラック運転手は、「かれこれ、ここに止まって6時間半、早く帰りたいです、家に」と話した。
県などによる除雪作業により、立ち往生は、午後2時20分にすべて解消したという。
雪によるスリップ事故も、各地で相次いだ。
和歌山・岩出市では、午前10時半ごろ、乗用車とトラックなど車5台がからむ事故が発生。
現場は下り坂で、みぞれ状になった雪が固まった路面には、スリップしたような跡が残っていた。
富山市を走る国道8号線では23日朝、車が中央分離帯に乗り上げて動けなくなっていた。乗り上げた車体には、すでに雪が積もり始めていた。
島根・松江市の午前8時ごろの様子。突然、風が強まり、吹雪となった。
あまりの風の強さに、傘を閉じる女性。
女性「さっきホワイトアウトしていて、びっくりしたんですけど、風が強くて、今は寒いです」
石川・金沢市では、午前8時までの6時間に20cmの雪が降り、顕著な大雪に関する情報が発表された。
強い風とともに、横殴りの雪が降り、歩道には、くるぶしぐらいの高さまで雪が積もっていて、とても歩きにくい状況となっていた。
石川・白山市では、朝からあられのような大粒の雪に見舞われた。
横から当たる雪で、自販機の投入口や郵便ポストの投函(とうかん)口が埋まっていた。
雪は、次第に勢いを増し、午後4時過ぎには、視界のほとんどが奪われた。
この最強寒波は、週明けまで続くとみられ、特に北陸では災害級の大雪になるおそれがある。
交通機関の乱れなどに、十分な注意が必要。