「エビとカニの水族館」クラファン目標300万円突破 巡回水族館の車買い替えへ

エビとカニを中心に展示している「すさみ町立エビとカニの水族館」(和歌山)が、「巡回水族館」を行う際に使っている車の買い替えのための資金をクラウドファンディングで募集したところ、このほど目標金額の300万円に到達した。
同水族館では子どもたちのために、日常生活ではなかなか触れられない生き物とのふれあいを目的として、生き物について学べる移動型の水族館「巡回水族館」を行ってきた。新型コロナウイルスの影響で巡回水族館の依頼が中止になった時期もあったが、最近になってようやく再開。ただ、巡回水族館で使用していた車が老朽化のため、将来的に長距離を走行することが難しくなる可能性があったという。
7月からクラウドファンディングで資金を募集すると、8月24日に目標の300万円に。現在は「車のラッピング」、巡回水族館に連れていけない生き物(タカアシガニ等)の触れる標本などの「巡回水族館用の資料の制作」のため、ネクストゴールとして400万円に目標を設定している。クラウドファンディングは今月末まで。