東京・千代田区にあるイチョウ並木の伐採をめぐり、区の警備員が、反対する住民に押し倒されて重傷を負った。
千代田区によると、トラブルがあったのは、11日午前5時ごろ。
「神田警察通り」で区の職員や警備員約30人が、イチョウ並木の伐採のため、フェンスの設置作業をしていた。
そこに、反対する住民約20人が集まり、トラブルになったという。
その際、区の男性警備員が、住民にフェンスごと押し倒され、足をケガするなど重傷を負った。また、別の男性職員も軽いけがをしたという。
このイチョウ並木を巡っては、地元住民が伐採に強く反対し、裁判を起こしている。