今月5日、静岡県牧之原市のこども園で3歳の園児が通園バスに置き去りにされ死亡した事件で、警察はけさから通園バスを現場となった園の駐車場に運び、検証を行っています。現場から中継です。
静岡県牧之原市です。こちらから40メートルほど先、規制線の先の駐車場で園児を乗せたバスの検証が行われています。
今月5日、牧之原市の「川崎幼稚園」の通園バスに河本千奈ちゃん(3)が5時間以上置き去りにされ、熱中症で死亡した事件を受け、警察は千奈ちゃんが乗っていたバスを園の駐車場に運び、当日の登園時間にあわせて検証を始めました。
捜査関係者によりますと、バスの中には複数の温度計を高さを分けて設置し、千奈ちゃんが置き去りにされたおよそ5時間の車内温度の変化などを測るということです。
牧之原市はけさも事件当日と同じように強い日差しが照り付けていて、きょうの予想最高気温は31℃と、事件のあった今月5日の最高気温30.5℃に近い状況になる予報です。
検証は千奈ちゃんが発見された午後2時過ぎまで行われるとみられます。