東京オリンピックをめぐり、贈賄容疑で逮捕された出版大手KADOKAWAの会長が、容疑を否認していることがわかった。
KADOKAWAの会長・角川歴彦容疑者(79)は、大会スポンサーの選定をめぐり、組織委員会・元理事の高橋治之容疑者に、およそ6,900万円の賄賂を渡した疑いが持たれている。
関係者によると、角川容疑者は逮捕後の調べに対しても、「賄賂を渡した認識はない」、「スポーツ事業全般のコンサルタント料だった」と、一貫して容疑を否認していることがわかった。
今回の事件をめぐるKADOKAWA側の逮捕者は、角川容疑者で3人目。