木村拓哉がインスタグラムで紹介 ぽち袋「織田ちん」完売 「製造6倍」で安定供給へ奮闘中

岐阜市で6日にあった「ぎふ信長まつり」に織田信長役で出演した俳優・木村拓哉(49)がインスタグラムで紹介した和紙メーカー「シイング」(岐阜県美濃市)のオリジナルぽち袋「織田ちん」が完売する人気になっている。
「織田ちん」は岐阜市のデザイナー・石田意志雄さんが考案。「お駄賃」をもじり、中央にひげの長いキュートな信長のイラストをあしらったぽち袋で、2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の放映を機に販売を始めた。
シイングの担当者によると「キムタク効果で通常1か月分のものが3時間ではけるほど問屋さんから問い合わせがあった」。それに併せ「織田ちんの製造も6倍にした」という。
鷲見恵史社長(51)は「超スターの木村さんが商品の話をしてくれるなんて想像もしていなかった」と驚く。現在は完売中。近く安定供給できるよう努めているといい「多くの人に手に取ってほしい」と意気込んでいる。