【速報】白石隆浩死刑囚に死刑執行 法務省 座間市のアパートで男女9人殺害事件

法務省は27日、2017年、神奈川県座間市のアパートで切断された男女9人の遺体が見つかった事件で、強盗・強制性交殺人などの罪で死刑が確定していた白石隆浩死刑囚の死刑を執行しました。白石隆浩死刑囚は、2017年、座間市の自宅アパートでSNSなどで知り合った15歳から26歳の男女9人を殺害して現金を奪うなどしたとして、強盗・強制性交殺人、死体損壊などの罪に問われました。裁判では、被害者らがSNSで自殺願望を打ち明けていたことなどから、被害者が殺害されることを承諾していたかどうかが争点となりましたが、東京地裁立川支部は2020年の判決で、9人の被害者全員について「承諾をしていない」と判断。そのうえで、「重大犯罪を2か月の間に9回も重ねており、犯罪史上まれにみる悪質な犯行」「SNSの利用が当たり前となっている社会に大きな衝撃や不安感を与えた」として、白石死刑囚に死刑判決を言い渡し、この判決が確定していました。死刑の執行は、2022年7月に東京・秋葉原で起きた無差別殺傷事件の加藤智大元死刑囚の死刑が執行されて以来、およそ3年ぶりになります。
法務省は27日、2017年、神奈川県座間市のアパートで切断された男女9人の遺体が見つかった事件で、強盗・強制性交殺人などの罪で死刑が確定していた白石隆浩死刑囚の死刑を執行しました。
白石隆浩死刑囚は、2017年、座間市の自宅アパートでSNSなどで知り合った15歳から26歳の男女9人を殺害して現金を奪うなどしたとして、強盗・強制性交殺人、死体損壊などの罪に問われました。
裁判では、被害者らがSNSで自殺願望を打ち明けていたことなどから、被害者が殺害されることを承諾していたかどうかが争点となりましたが、東京地裁立川支部は2020年の判決で、9人の被害者全員について「承諾をしていない」と判断。
そのうえで、「重大犯罪を2か月の間に9回も重ねており、犯罪史上まれにみる悪質な犯行」「SNSの利用が当たり前となっている社会に大きな衝撃や不安感を与えた」として、白石死刑囚に死刑判決を言い渡し、この判決が確定していました。