日本政府は今回の結果をどのように見ているのでしょうか?国会記者会館から中継です。
政府内からは関税の発動が来月1日になったことについて、「事実上の延長戦だ」との声も上がっていて、政府としては巻き返しを図りたい考えです。
石破総理「今般、米国政府が既に課している追加関税に加え、関税率の引き上げを発表したことは誠に遺憾であります」
今回のトランプ大統領の発表を受け、政府はけさ、急きょ、全ての閣僚が出席する対策本部を開きました。
石破総理は25%の関税が課せられることになったことについて「安易な妥協を避け、求めるべきものは求め、守るべきものは守るべく厳しい協議を続けてきたからだ」と話し、閣僚らに対しては、▼今後のアメリカとの協議の継続や、▼関税の影響を受ける国内産業への対策などについて指示しました。
石破総理は周囲に対し、度々、「キツい交渉だ」と話していて、来月1日に延期された関税の発動までに日米双方が納得出来る合意を得られるのか、道筋はまだ見えていません。