鈴木宗男氏 旧統一教会の国会論戦に苦言「信仰の自由と政治倫理の問題は別」

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日本維新の会・鈴木宗男参院議員(74)は26日、国会内で行われた自身が主宰の「大地塾」で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)をめぐる国会論戦について言及した。
冒頭、宗男氏は「国会では旧統一教会の問題が議論されています。私は(宗教の)信仰は、信仰として尊重されるべきだと思います。同時に政治倫理の問題は別です。今は信仰の自由と政治倫理がいっしょくたで議論がされいます。果たしてこれでいいのか」と参加者に疑問をなげかた。
その上で「旧統一教会の問題とは、霊感商法やマルチ商法、あるいは詐欺まがいの商法ではないでしょうか。これに山際大志郎前経産担当相が関与していたという話しを私は聞いたことがありません。(山際氏が旧統一教会幹部と)写真を撮って批判を受けるのは、私は公正公平ではないと思いますね」と持論を展開した。
宗男氏は21年前、自民党議員だった時代に国会で、野党議員から「国後島の日本人とロシア人の友好の家爛爛優ハウス瓩旅事の入札に関わったのではないか」などと厳しく追及された苦い経験がある。
「当時、私が国会で(野党議員から)質問された案件で逮捕されたことはありません。爛爛優ハウス瓩蓮∋件になっていません。国会議員は、裏付けがあって確たる事実関係があってから、相手に質問すべきではないかと思う。私の21年前の経験からも、今の国会論戦は、いまなお同じことが繰り返しされていますね」(宗男氏)
最後に宗男氏は国会での旧統一教会論戦に「一段落がすれば『何のための国会議論だったのか』という日が来ると思います」と語った。

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