ニコ生配信者「本名バレた」 N高生「闇バイトの標的に…」 KADOKAWAサイバー被害深刻

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サイバー攻撃があったKADOKAWAは3日、情報が外部に流出した可能性が高いと発表しました。
ハッカー攻撃を受けたことが公になってからおよそ3週間が経過しました。KADOKAWAは、グループ会社・角川ドワンゴ学園が運営する通信制高校「N高」などに関する情報の流出を明らかにしました。
現役の生徒や卒業生の顔写真・住所・電話番号などの情報が流出し、保護者の住所や緊急連絡先の電話番号も含まれていました。生徒の不安は募るばかりです。
角川ドワンゴ学園の川上量生理事は先月26日の会見で、「N高への影響は基本的にない」と説明していました。
完全に切り分けられているはずの生徒情報が、なぜ流出したのでしょうか。
エンジニアの卒業生が、ハッカー集団が情報を公開しているダークウェブを確認したところ、N高に関する大量の情報が入ったフォルダがあったといいます。

他にも、ドワンゴの全従業員の個人情報や社内文書が流出した可能性が高いということです。
匿名で「ニコ生」配信を行った人の本名が公開されたというケースもあります。
匿名性を前提とした表現の空間が、ハッカーによる攻撃で白日のもとにさらされた今回の事件。専門家は興味本位でダークウェブにアクセスしないよう注意を呼び掛けます。

(「グッド!モーニング」2024年7月4日放送分より)

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