アジアの富裕層を狙った日本からの“出稼ぎ風俗嬢”が急増 「日本より稼ぎがいい」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

日本への入国規制が概ね解除された10月11日を境に、外国人観光客が全国各地に押し寄せている。超円安の影響でブランド品や家電を爆買いする彼らは、夜の町でもその消費欲をまざまざと見せつける。日本人男性が物価の安い海外で“夜遊び”した光景は今は昔。外国人観光客にとって、日本人女性こそが「安く買える」対象になっている。
【写真】日本の歓楽街へ繰り出す外国人観光客 高級デリヘル店『素人専門TOKYO VIP』のオーナーが語る。

「海外の富裕層の客が増えています。先週は、アジア圏の客だけで売り上げが約100万円もアップしました。かつては中国の3人組が“女性を10人連れてきてくれ”とオーダーしてきて、一晩で60万円近く使ってくれたこともある。また、香港のビジネスマンが8時間ロングコースで18万円使ってくれたりね。こういったケースは都内の超高級ホテルに女の子を連れていくことがほとんどで、彼らは金の使い方が桁違いです。 Googleの翻訳機能を使ってLINEなどで予約できるようになり、外国人観光客を受け入れやすくなったので、風俗業界は大助かりだと思います。日本の風俗は彼らが来れば来るだけ潤いますから」 その一方で、東南アジアの富裕層を狙って海外に出稼ぎに行く風俗嬢も急増中だ。2か月に1回のペースで東南アジアに通っていると話すのは、20代のデリヘル嬢・Bさんである。「直近では8月にフィリピンに行きました。マレーシアやシンガポールにもよく行きます。毎回、10日前後の日程で報酬は合計70万~200万円ほど。1日1~3人くらいの接客で稼ぎに波はありますが、日本より稼ぎはいいので働きがいがあります」 飛行機代、宿泊費はエージェントからの全額支給で総額15万円ほど。決して安宿などではないというのだから好待遇と言えるだろう。「富裕層の客が多いのでトラブルが少なくて安心です。強引な行為をされることはないし、基本的に紳士的な人が多い印象。現地の人は仕事の合間に来る人が多いので、基本、プレイが終わったらすぐに帰ってくれるのもありがたい。 日本だと短くても60分のコースが多いですが、15分の短いサービスもあるので、早く果ててしまっても『割引しろ』というクレームがない。マレーシアやフィリピンは一番高い紙幣でも3000円程度なので、チップは貰っても大した額にはなりませんが満足しています」 20代のソープ嬢・Cさんは、ひと月に東南アジアの3か国をハシゴしたこともある。「顧客は現地の経営者や、出張で来ている外資系の社長さんが多い。IT関係、飲食、不動産など、人種も職種も様々です。AV女優やモデルなどの肩書や容姿、自分ができるサービスによってもギャラや交通費などの条件面は変わります。最近は“海外に行くと稼げる”と噂になっているようで、出稼ぎに出る風俗嬢が急激に増えている印象です」 かつては日本人男性が東南アジアで性欲を満たすケースも多かったが、いまや立場が完全に逆転。東南アジアの人々が日本人女性の性風俗を楽しむ時代になり始めたのだ。※週刊ポスト2022年11月4日号
高級デリヘル店『素人専門TOKYO VIP』のオーナーが語る。
「海外の富裕層の客が増えています。先週は、アジア圏の客だけで売り上げが約100万円もアップしました。かつては中国の3人組が“女性を10人連れてきてくれ”とオーダーしてきて、一晩で60万円近く使ってくれたこともある。また、香港のビジネスマンが8時間ロングコースで18万円使ってくれたりね。こういったケースは都内の超高級ホテルに女の子を連れていくことがほとんどで、彼らは金の使い方が桁違いです。
Googleの翻訳機能を使ってLINEなどで予約できるようになり、外国人観光客を受け入れやすくなったので、風俗業界は大助かりだと思います。日本の風俗は彼らが来れば来るだけ潤いますから」
その一方で、東南アジアの富裕層を狙って海外に出稼ぎに行く風俗嬢も急増中だ。2か月に1回のペースで東南アジアに通っていると話すのは、20代のデリヘル嬢・Bさんである。
「直近では8月にフィリピンに行きました。マレーシアやシンガポールにもよく行きます。毎回、10日前後の日程で報酬は合計70万~200万円ほど。1日1~3人くらいの接客で稼ぎに波はありますが、日本より稼ぎはいいので働きがいがあります」
飛行機代、宿泊費はエージェントからの全額支給で総額15万円ほど。決して安宿などではないというのだから好待遇と言えるだろう。
「富裕層の客が多いのでトラブルが少なくて安心です。強引な行為をされることはないし、基本的に紳士的な人が多い印象。現地の人は仕事の合間に来る人が多いので、基本、プレイが終わったらすぐに帰ってくれるのもありがたい。
日本だと短くても60分のコースが多いですが、15分の短いサービスもあるので、早く果ててしまっても『割引しろ』というクレームがない。マレーシアやフィリピンは一番高い紙幣でも3000円程度なので、チップは貰っても大した額にはなりませんが満足しています」
20代のソープ嬢・Cさんは、ひと月に東南アジアの3か国をハシゴしたこともある。
「顧客は現地の経営者や、出張で来ている外資系の社長さんが多い。IT関係、飲食、不動産など、人種も職種も様々です。AV女優やモデルなどの肩書や容姿、自分ができるサービスによってもギャラや交通費などの条件面は変わります。最近は“海外に行くと稼げる”と噂になっているようで、出稼ぎに出る風俗嬢が急激に増えている印象です」
かつては日本人男性が東南アジアで性欲を満たすケースも多かったが、いまや立場が完全に逆転。東南アジアの人々が日本人女性の性風俗を楽しむ時代になり始めたのだ。
※週刊ポスト2022年11月4日号

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。