藤井聡太七冠が棋聖戦V5! 21歳11か月で最年少永世記録を53年ぶり更新

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将棋・第95期棋聖戦五番勝負第3局が1日、愛知県名古屋市の「亀岳寺万松寺」で指され、藤井聡太棋聖=竜王、名人、王位、王座、棋王、王将=が挑戦者・山崎隆之八段を後手番で破り、無傷の3連勝で防衛した。
21歳11か月での棋聖戦V5達成。1971年に永世棋聖を獲得した中原誠十六世名人の永世称号最年少記録(23歳11か月)を53年ぶりに塗り替えた。
対局は相掛かりでスタート。昼食休憩後に後手・藤井の8四の浮き飛車が動いて攻防が続き、角交換へ。続く飛車交換から藤井がじわりとリードを広げ、15年ぶり2度目のタイトル挑戦だった山崎を1分将棋に陥れ、3連勝で下した。
藤井は先月20日の叡王戦五番勝負第5局で伊藤匠七段にタイトル戦で初めて敗退して七冠に後退。タイトル連続獲得記録は22でストップしたが、気落ちせず、これで通算23期となった。
棋聖戦スイープで藤井は、タイトル戦では渡辺明九段を迎え撃つ第65期王位戦七番勝負に集中できる。第1局は中4日で今月6、7日に名古屋市の「徳川園」で行われる。

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