「いじめアンケート」で不適切指導を指摘された小学校教諭、シュレッダーで細断し隠蔽…停職6か月

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岩手県教育委員会は17日、文書偽造や児童への不適切指導を行った盛岡教育事務所管内の小学校の男性教諭(58)を停職6か月にするなど、教諭ら3人を懲戒処分とした。
発表によると、男性教諭は昨年、保護者に行った「いじめアンケート」で自身の不適切指導が書かれているのを発見。用紙をシュレッダーで細断して隠蔽(いんぺい)した上、保護者を装って白紙の用紙に偽りの回答を書いて提出した。同年9月~11月には担任をしていた4年生の児童を注意する際、無理やり両腕を持って体を移動させる体罰や、国語の授業中に「ばかちんだな」などと不適切な発言をした。男性教諭は辞職の意向を示しているという。
このほか、県立高校の男性指導教諭(57)は昨年度、生徒の頭をつかんで倒したり、複数の生徒に「バカ、アホ、ボケ」などと発言したりした。県教委事務局の男性職員(47)は、女性職員の自宅で寝室をのぞき見し、抱きしめるなどのセクハラ行為をした。2人はいずれも戒告の懲戒処分となった。

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