「苦情、異常に多く不信感あった」 元衆院議員の弁護士逮捕 埼玉

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元自民党衆院議員で埼玉弁護士会所属の今野智博容疑者(48)=埼玉県深谷市=が、弁護士法違反(非弁提携)の疑いで警視庁に逮捕された事件を受け、同弁護士会が13日、記者会見を開いた。大塚信雄会長は「事の真偽については捜査の進捗(しんちょく)状況をみなければならないが、少なくとも(所属する)弁護士が逮捕されたことは事実。多大なるご迷惑をお掛けして申し訳ない」などと述べた。
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同弁護士会によると、今野容疑者は2003年に司法試験に合格。東京弁護士会を経て、20年に埼玉弁護士会に登録した。同弁護士会には、今野容疑者に仕事を依頼した人から23年10月~24年6月までの間に計24件の苦情相談が寄せられたという。相談内容については「『連絡が付かない』などの内容だが、捜査段階なので具体的な中身は公表を差し控えたい」とした。
大塚会長は「苦情件数の異常な多さから不信感は感じていた。引き続き捜査に協力していきたい」と話した。【加藤佑輔】

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