佳子さまのギリシャご訪問に心無いコメントが… 「語彙は増えてないんですね」「“醍醐味ですね”はないでしょう」

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眼前に広がるエーゲ海を眺められながら、プリンセスの胸中にはいかなる思いが去来したのだろうか。ギリシャを公式訪問された秋篠宮家の次女・佳子さま(29)。目下、「お相手候補」として旧華族の名が浮上し、ご身辺はにわかに慌ただしくなっているのだが……。【前後編の前編】
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ギリシャとの外交関係樹立125周年を記念し、佳子さまは5月25日から8日間の日程で現地を訪問された。
「佳子さまは25日朝に民間機で羽田をたたれ、ロンドン・ヒースロー空港でお乗り継ぎ。首都アテネには現地時間の26日午前2時ごろに到着されました」
とは、宮内庁担当記者。
「その日の午後にはさっそく、アテネの中心部にある世界遺産アクロポリスを訪問され、丘の上に立つパルテノン神殿を視察なさいました」
神殿は紀元前5世紀に建設され、19世紀以降、修復作業が続けられており、
「佳子さまはこの作業をご覧になりながら、“毎年、新たな発見がある”との説明を受けられ、『それが醍醐味なんですね』とお応えになりました。その後は元駐日大使など、日本で叙勲されたギリシャ人らとご懇談。『ヤーサス』(こんにちは)と、ギリシャ語を交えながらあいさつなさっていました」(同)
翌27日には、メイン行事である125周年の記念式典でお言葉を述べられ、文化大臣主催の昼食会にもお出ましになっている。
「式典には水色の着物で臨まれ、『両国はともに海に囲まれ島が多く、海産物に恵まれている』『イソップ物語として知られるギリシャの物語集は約400年前に日本語に訳され、今回、“北風と太陽”などを久しぶりに読み返した』などと述べられました。また午後からはエーゲ海・サロニコス湾に浮かぶサラミナ島へフェリーで移動され、日本が壁画の修復に協力したファネロメニ修道院を訪ねられました」(同)
続いて28日は、ギリシャ初の女性元首となったカテリナ・サケラロプル大統領を表敬訪問され、午後からは第1回近代オリンピックの会場となったパナシナイコ・スタジアムを視察された。そして、
「29日は聴覚障害者の施設を視察されたのち、イオニア海の北東部に位置するリゾート地・コルフ島(ケルキラ島)へ赴かれました。ここでは1泊され、その間にアジア美術館の記念行事へご出席。世界遺産である旧市街を視察され、また児童養護施設も訪問されました。アテネへ戻られたのち、31日の午後に現地をたたれ、往路と同じくロンドン経由で6月1日の夕刻に羽田へと到着なさいました」(同)
佳子さまにとって、ギリシャは3回目の外国公式訪問である。これまで2019年にオーストリアとハンガリー、昨年11月にはペルーを訪問されているが、それには少なからず批判の声が上がることもあった。さる皇室ジャーナリストが言う。
「過去2回はいずれもご視察先に著名な観光地が含まれていたこともあり、一部では『物見遊山の観光ではないか』などと批判の声も上がっていました。とりわけペルーでは、世界遺産のマチュピチュ遺跡を視察後、記者団に『おーっという感じがすごくします』と述べられたことで、その“表現力”が厳しい批判にさらされてしまったのです」
こうした事態を招かぬようにとのお考えもあってか、先の記者によれば、
「ご出発までの間、ギリシャの歴史や美術の専門家から複数回にわたってご進講を受けられるなど、精力的に準備を進めてこられました。27日に視察なさったファネロメニ修道院の壁画修復に携わった専門家のレクチャーを受けられたほか、5月16日には駐日ギリシャ大使の公邸で昼食会に臨まれ、文化や歴史についてお尋ねになっています」
とのことだが、パルテノン神殿ご視察でのやり取りがネットのニュースで報じられると、
〈醍醐味ってさあ、まるで自分も同じように修復作業をしたかのような感想〉
〈学術的な発見にたいして「醍醐味ですね」はないでしょう〉
また、アクロポリスの丘からアテネの街並みやエーゲ海を望まれて「きれいによく見えますね」と仰ったことについても、
〈マチュピチュの「おーっという感じ」から語彙は増えてないんですね〉
等々、あろうことか今回も、実に心無いコメントが数多く寄せられてしまったのだった。
後編では、佳子さまの“お相手”として名前が挙がる旧華族・島津家から反対の声が上がっている件について詳しく報じている。
「週刊新潮」2024年6月6日号 掲載

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